10月22日(土)、徳島県津田町一文字波止へ、新製品の配合エサが発売されたので、そのポテンシャルを確かめるために、釣友たちと3人で釣行した。結果は、同行の釣友は、数も型も満足する釣果。私は大物に5発も切られてしまったが、年無し51cmも釣って楽しめた釣行の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)
まきエサ集中させ釣友が58cm
波止場のチヌ釣りは、まきエサが底に効くように、潮があまり動かない時間帯場所を狙うのも、磯との相違点である。また、工藤さんから「海面から底まで煙幕になるように、大きなカップでボンボンとまく」と教えてもらってから、私も一荷所に集中して、9杯から、ダブル9杯の18杯はまく。えさをまくときは、9杯めは「マルキュー」と言いながらである。
波止場で釣れだしたのは、工藤さんにこれらのことを教えてもらってからである。
工藤さんから「実は昨日も釣りに来ていたが、あんまりパッとせんかった。今日は、好調」と上機嫌。それもそのはず、10匹以上は釣っている。しかも、「大きいなあ」とのぞき込んだチヌは、58cm!「でかっ。よく取れたなあ先生」。
違いは何かなと考えたが、やはり今日初めて使った新しい配合エサ「湾チヌスペシャルⅡ」のおかげだとの結論に至った。数釣りと型釣りの両方を得るには、エサである。
まきエサのまき方のコツが一カ所に集中して、エサで海面の色がかわるくらい集中してまくことと、新製品のよく釣れる配合えさを使うことだと結論づけた。
エサのローテでエサ取り回避
早朝の仕事が終わって駆けつけてくれた井上さんにも、早々にチヌが食ってきた。「写真撮るわ」「もっと大きいの釣るけん、写真いらんわ」と言う井上さんを説得して、パチリと一枚。
井上さんのまきエサ作りを見ていたが、湾チヌスペシャルⅡに爆寄せチヌの他に、さなぎや押し麦を混ぜていた。「この配合はなんで?」と聞くと「釣ったチヌの腹の中には、麦やコーンばっかり入いっとるの知っとるんで」と教えてくれた。それで、爆寄せチヌにはコーンが入っとるもんを混ぜ寄るんじゃな」と感心した。
私も、練りエサやコーンをローテーションしながらエサ取りを回避した。
ウキ回収パラソルで2000円拾う
テトラで釣りをすると、必ずイトを切られる。沈み根に掛かって切れることもあるし、魚が潜り込んで切られることもある。ウキが1000円だとすると、1個拾うことで1000円を拾うのと同じである。
玉網が届かなくてもウキパラソルは届くので、ウキパラソルで回収する。今回も5回切られて、そのうち2回ウキがながれたが2回とも回収できた。2000円の儲けである。
ウキ回収パラソルの改良は別に説明している記事があるので、そちらを参考にしてほしい。よく飛ぶように、そして早くセットできるようにと考えて、改良をくわえている。