冬の代表的な釣りといえばワカサギ釣り。数釣りが可能な魚ですが、釣果を伸ばすにはエサの使い分けといったテクニックも重要になってきます。ここではワカサギ釣りで使うエサの種類と使い方の4つのポイントを詳しく解説します。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・郡直道)
ワカサギ釣りには人工エサも有効
虫でのエサ釣りが有効なワカサギ釣りですが、女性や虫嫌いな方などは生きたウジ虫などを触るのに抵抗があると思います。そのような場合に活躍するのが人工エサです。
マルキューハイパー紅雪
生分解性素材を原材料として、ワカサギの好む香り成分などを追求して作られた疑似エサです。ハリ持ちの良さや摂餌性が特徴です。色は紅・白・グリーンの3種類あります。サシと同様に状況に応じて色は使い分けましょう。
マルキュー寄せっコ
こちらはワカサギ専用の集魚剤となります。魚の形をしたカプセルに、ワカサギが好む香りエキスが入っています。仕掛け針の一番上に掛けて使います。ワカサギの群れを釣り場に足止めするのに効果的です。
マルキューパワーミニイソメ(中)
ハイパー紅雪と同様に生物分解性の疑似エサですが、その名の通りイソメの形状をしています。ワカサギ専用ではありませんが、魚が好むエキス配合なので小さくカットして使えばエサの代用になります。
ワカサギ釣りの代用エサ
虫エサには触りたくないけど、人工エサやサビキではワカサギが反応しないという状況もあるかと思います。そんな時、代用エサとして持っておくといいエサがこちらです。
カニカマ
コンビニでも販売しているカニカマ(サラダスティック)でも代用ができます。表面が赤いので紅サシ虫の代用として使うことが可能で、お腹がすいたらオヤツとしても腹ごしらえできるのでクーラーボックスに忍ばせておくと安心です。
ホタテ
缶詰などで見かけるホタテの水煮やベビーホタテもエサの代用になります。ホタテの身は縦に裂けるので、細く裂いた身をチョン掛けして使います。ホタテの独特の臭いで集魚効果もあります。
ワカサギ釣りにはサビキ仕掛けも使える
ワカサギ釣りは、エサ釣り中心のイメージがありますがサビキ釣りでも釣ることができ、さまざまな仕掛けが各メーカーよりリリースされています。
一般的な鯵釣りのようなスキンが付いているタイプや、スキンとエサ付け用の空針が交互に並んでいるハーフタイプ、針に毛糸が巻いてあるウィリー針など仕掛けのバリエーションは豊かなので、当日の状況によって反応するタイプがどれか色々と試してみるといいでしょう。
また、サビキに反応する高活性な状況であれば、エサより手返しで勝ることもあります。