ハゼのエサ釣りは、消耗したエサを頻繁につけかえることや、手に付いたイソメの体液、匂いを毎回拭き取ることが面倒くさくなってしまいます。しかしハゼクラなどのハードルアーの釣りは場所を選ぶため、エサ釣りのように万能ではありません。そこで今回は誰にでも簡単にできて、楽しくルアーのハゼ釣りができるワームゲームについて紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)
ワームでのハゼの釣り方
続いて実際の釣り方ですが、まずはキャストして底を取ります(ハゼは砂地を好みます。その意味である程度釣り場の環境を把握しておくとよいでしょう)。魚の様子をうかがいながら底を引き、止めてハゼがバイトするのを待ちます。砂地を引いているときは引き抵抗が少ないです。そのような場所にきたときにラインを張った状態で待つとアタリが得やすいように思います。これを繰り返します。
ハゼはワームの匂いに惹かれてついばみますが、エサとは違いすぐに口から出してしまいます。そのためアタリを感じたらアワセが必要となります(アタリはコツコツと明確です。しかも何度もあると思います。これが楽しい!)。
ワーム交換タイミング
ワーム(ガルプの場合)は10回程度のキャストまでは効果が持続するのでその都度交換する必要はありません。しかしワームのハリへの刺さり方やゴミなどが付着していないかを確認してください(ハリが水中で拾ったゴミなどが付いていたら取り除いてください。
またワームがハゼのバイトによって曲がっていたりしたら、まっすぐにつけ直してください。このメンテナンスが釣果に影響します)。私の場合は調子がよければ1時間に10~20匹程度の釣果がありました。
まとめ
ハゼのワームゲームは魚の活性が高ければ、エサ釣りと比較して勝るとも劣りません(ハゼ釣りは人気があるので釣り場にはエサ釣りの人も多くいます。その人たちの釣れ具合を比べてみてもそう思います)。状況が厳しいときはやはりエサに軍配が上がるように思いますが、それでもそれなりに釣れます。
むしろアタリを感じて魚を掛ける楽しさを味わうというゲームを楽しむ意味では、この釣り方をお勧めします。お土産優先であればエサ釣りでしょうが、ゲームとしては私はこちらが好きです。ぜひチャレンジしてみてください。ではまた。
<アングラー「K」/TSURINEWSライター>