北海道の名もない渓流に初めて釣行した筆者。読みが的中し、ルアーでイワナにアメマスが連発。秋が新規ポイント開拓にオススメの理由や注意点と併せてレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター小峠龍英)
退渓前に大物出現
退渓地点の橋が見えてくる頃、大きめの淵に倒木が絡むいかにもなポイントに着きました。落ち込み直下にシンキングミノーを通すもあまり反応が無いため、リップが長めのシンキングミノーに交換し、底に留めるように誘います。
3投目で底から突然大きな影が現れチェイスを開始、猛然とミノーに迫りますが回収手前で反転。40cmは超えているであろうイワナですぐ再アプローチするも、再び反応を得ることは出来ませんでした。
今後に繋げる釣りを
最後の大物をかけることは出来なかったものの各ポイントには魚影が濃く、アメマスも遡上しているようでしたので今後の楽しみになりました。
ただ漫然と遡行するのではなく、具にポイントを観察して魚の出方や付き場になりそうなポイントを記憶して行きます。
新規開拓の注意点
退渓地点の橋より上流にもポイントがありそうでしたが川幅が狭くなっておりここは熊の目撃情報があるエリアでもありました。特に秋は熊が活発になる時期でもあり、初めての場所で奥に入りすぎるのはリスクが伴います。既に満足な結果が得られているならそこで切り上げる選択を取っても良いと思います。
言うまでもなく熊鈴や爆竹、笛など必ず携行し、できるだけ事前に退渓地点を決めておくのがベストです。
<小峠龍英/TSURINEWSライター>