初回は東京湾ボート釣り、2回目は相模湾コマセマグロカツオ船と、沖釣りが続いた編集部チャレンジ企画。3回目の今回は満を持しての陸っぱり!さらに、釣り×キャンプの“釣りキャン”もしてみた。もちろんお目当ては釣果で作る豪華キャンプ飯だ。場所は西伊豆の田子漁港。さて、キャンプの食材は無事ゲット出来るのか?
再度のドラグ音
先ほどと同じポイントへ新たなサバのぶつ切りエサを投げ込む。着底を確認し、糸ふけを取って竿を置いた瞬間だった。
竿先がクンクンと揺れている。今すぐアワセたいという焦る気持ちを抑えて、しっかりとエサに食いつくのを待つ。もちろん釣友の2人も固唾をのんで見守っている。
すると20秒程あとにジーーーーーッ!食った!急いでドラグをガチガチに締め、渾身の大アワセ!
重い!そして、引かない?今までウツボを釣り上げた経験がないので、この重量感がウツボなのか自分でも半信半疑だ。
周りから「ウツボ?!」と聞かれても、「多分!」としか答えようがない。
ついに本命ウツボと対面!
シーバスロッドは満月状態だ。集まってきたギャラリーが見守る中巻き上げてくると、海中に黄色の模様が。ウツボだ!
仕掛けにグルグル巻きになったところを、釣友がタモ入れ。
本命と対面出来た嬉しさでハイタッチ。90cm程だが腹回りがパンパンの立派なウツボだ。
締め方は氷締めに
その場で内蔵を取ると、ヌメリの臭いが身に移ってしまうことがあると聞いていたので、氷締めにすることに。キンキンに冷やした海水が入ったクーラーへ活きたままドボン。これでOKだ。
釣り上げた後に気をつけるべきはウツボのとても鋭い歯。噛まれたら大ごとになってしまうので、釣り上げたあとの処理はくれぐれも気をつけて行わなければならない。