今回の記事では私がメインとして活動している上物だけではなく、秋磯を広く捉えた楽しみ方を解説していこうと思う。狙う魚はグレだけではないのだ。食欲の秋という言葉からも秋磯はおいしいターゲットがめじろ押しなのだ。よって釣って楽しむというのもあるのだが、持ち帰っておいしく食べるということも考慮して書いていきたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 東弘幸)
二刀流で秋を楽しもう
秋磯には魅力的な魚がたくさんいる。私の場合ルアーマンではないのでルアー単体で磯に渡ることはない。アオリイカを専門に狙うにしても、ヤエンとエギングの二刀流をこなす。やはりエサ=本物の破壊力というか、攻撃力はスゴイのだ。
だから狙いの魚種によって上物+ルアー、底物+ルアーという感じで準備している。ロックフィッシュのエサ釣りはまだまだ未開拓の釣りだ。本格的な装備のクエ師が見たら怒るかもしれないが、釣りは自由で気ままで楽しくあるべきだと私は思う。だから「この釣りはこうしなけばならない」なんて垣根はない方が楽しい。大会やトーナメントはルールでがんじがらめな分、仲間と楽しむプライベートは限りなく自由でありたい。
今回は上物だけではなく秋磯の魅力について解説してみた。「釣って楽しい」というよりは、「食べておいしい」にだいぶ寄ってしまった感じではあるが……。多彩な魚種が狙える秋は絶好の磯釣りシーズン。まだまだコロナ渦ではあるので、十分な感染予防をして楽しみたい。
<週刊つりニュース中部版 東弘幸/TSURINEWS編>