2022年の夏、大阪府岬町の人気の釣り公園「とっとパーク小島」に、カンパチの幼魚シオが大量回遊。釣果を手にして喜ぶ他の釣り人達を尻目に惨敗続きのへっぽこ釣り師が、ようやく37cmのシオを仕留めるまでの3週連続釣行の模様をレポートさせていただきたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)
最終釣果
私の他にもシオやハマチ・メジロなどの本命を手にした釣り人たちが、あちこちで歓声をあげていたが、残念ながら8時前に豆アジすら釣れなくなって時合いは早々と終了。その後は大阪方で常連の中でも名手だけが操れるカラバリ釣りで、ポツポツと青物をヒットさせるだけという渋い状況に陥った。
結局、私は追釣ならずに11時30分ごろに納竿。釣果はシオ37cm1匹だけとなった。虎の子の1匹は釣り台の一角にある洗い場で下処理して汚れを落とし、大切に持ち帰った。3週連続で釣果は1匹だけというコストパフォーマンスの面では胸を張れない釣行とはなったが、帰宅後の夕食では、身の厚い食べ応えのあるシオの塩焼きを賞味して、食味と釣りの喜びを共に噛み締めた。
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>