埼玉県戸田市の笹目橋上流の荒川河川敷から出船している週刊つりニュース協定・けやき丸から青物ジギングで乗合出船するということで同船取材した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)
けやき丸で青物ジギング釣行
4時20分に事務所前の駐車場に集合。長谷川友和船長の車に先導されて荒川の河川敷へ。ゲート手前で常連の車と落ち合い、船長が開錠して船着き場まで移動する。準備を整えた人から乗船。常連7人と船長の息子さんの航希くん(11歳・小6)を含めた8人を乗せて4時50分に河岸払い。
荒川をロングクルーズ。キャビンも広く、ゆったりくつろげるので快適。ちなみに、キャビン内は土足厳禁なので、足回りはサンダルが便利だ。
鉄板バイブでイナダ手中
約1時間で東京湾に出て、さらに南下する。6時45分、第三海堡周りの水深23mでタナ10mに反応があり、船長のアナウンスでスタートフィッシング。
釣り方の基本は、ジグを30mくらいキャストして底まで落とし、タナをイメージしてリーリング。左舷ミヨシに入った鈴木一彦さん(朝霞市)が、鉄板バイブでイナダをファーストヒット。同宿へは単身赴任中に群馬にいたころから乗るようになり、今は埼玉から通っているとのこと。
イナダが連続ヒット
7時にナブラが発生。水深17mを攻める。右舷ミヨシでは、同宿へ足しげく通う海苔増さん(東村山市)が早々にイナダを2尾キャッチ。
連れの山下保恵さん(八王子市)と一緒にお立ち台から広範囲にキャスティングし、トリヤマとナブラをサーチする。
右舷大ドモの花井幸男さん(朝霞市)も、70gジグでイナダをキャッチ。同宿に10年以上通う常連でアカムツを狙い、ファーストヒットをモノにしたことがあるという。
魚の移動は速い。船長は魚探を頼りに群れを追いながら、ナブラやトリヤマも見逃さないよう移動を繰り返す。
マゴチ&ヒラメも登場
7時18分、「水深17mでタナは10mまで反応がある」とのアナウンス。すると、操舵席横の右舷胴の間で懸命にルアーを引いている航希くんの竿が海中に突き刺さった。大物の予感。船長のアシストでタモ入れしたのは見事なサンパク。
ここでナブラが発生。左舷胴の間の金房秀紀さん(板橋区)は、キャスティングロッドに持ち替えて背黒の28gのミノーでイナダをキャッチ。トモでは花井さんが緑金の130gジグでマゴチを釣り上げる。
ミヨシでは海苔増さんが鉄板ジグ60gでヒラメをキャッチ。キャスティングでは、シンキングミノー30gでイナダをトータル8尾ゲットした。