家族旅行最終日。息子が珍しく「釣りをしたい」と言い出し、管理釣り場に立ち寄ってみることに。自然の川を利用した管理釣り場ということで、出だしこそ悪戦苦闘するも、わずか40分足らずで(1時間釣りの)規定数6匹を達成した釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
まずは釣り方をレクチャー
管理釣り場とはいえ、釣り場は流れがある渓流。初心者でも川にエサを垂らせば簡単に釣れるわけではありません。まずは基本の教育から。
・仕掛けは川の上流側に落とすように
・エサの位置(タナ)は見える魚もしくはその少し上
・エサは自然に流れるように(止めない)
・アタらなければ、少しずつポイントやタナをかえてみて
小6にもなると飲み込みは早く、上記のコツを踏まえた上で試行錯誤している様子。遠くを狙ったり近くを狙ったり。いつしか竿さばきも上手になっていました。そして、5~6回目の投入でマスがヒット!周りで大人達が苦戦する中、5分とかからず1匹目を釣り上げることに成功!
1匹釣ってコツつかむ
1匹釣ってなんとなくコツをつかみ、更には自信もついたようで、自分の世界に入って釣りに集中している様子。もう、完全に釣り人の顔になっています。後はノーヒントでやらせてみましょう!
ランディングネットがないので、大物が掛かってしまうとほぼハリス切られてしまうのですが、それでも25cm2匹筆頭に40分で規定数の6匹を達成!追加料金を払うつもりで残り20分、目一杯やらせてもよかったのですが、本人満足とのことで、ここで終了。
周りで規定数達成せずに終了している人達を横目に、生意気な息子は絶対に「どや顔」になると予想していたのですが、その予想を覆し「お父さんさすが!」の一言。釣りを通じて親に感謝できるようになるとは。息子の大きな成長を感じました。
釣った魚は食す
釣った魚はコンロを借りてその場で食べることも可能なのですが、我が家は持参したクーラーボックスに入れて持ち帰ることに。シンプルに塩焼きも捨てがたかったのですが、家族の希望で今回はムニエル。冷えた白ワインが最高に合う一品でした。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>