夏真っ盛りの8月、釣り仲間の馬場さんを誘って長崎県の南九十九島の沖磯へフカセ釣りに出かけた。当日の本命はクロダイ(チヌ)だ。
重量級アタリ連発!
それでもチヌがいることを確信したので、次こそはと集中して流していくと、前アタリがあった後にラインが走った。
アワせると、まるで根掛かりしたかのような重量感が手元に伝わってきた。
その後、すぐに魚が走りだしたのでレバーブレーキで対処。
しかし、これがいけなかったのかラインを出し過ぎてしまい、そのまま走られて根ズレでラインブレイク…。
かなりの大物だったようで、急いで仕掛けを作り直す。
今度は、馬場さんのサオが大きく曲がった。これもグッドサイズのようだったが、近くまで寄せている途中でハリ外れ。
今がチャンスと釣座に戻り、集中してサオを振っていると、今度はいきなりミチイトを引ったくるアタリに遭遇した。
ついに本命チヌ顔見せ!
なかなかの型のようなので、時間を掛けてゆっくりやり取りをする。頭を振っている感覚が手元に伝わってきたので本命だと確信。
やがてタモ入れしたのは50センチ近いチヌだった。
その後も休憩を挟みながら、納竿の1時まで4回のバラシをしてしまった。
今回は、48センチのチヌが1尾と不満が残る釣果となったが、さらなる大物が潜んでいることが分かったので、馬場さんと次回のリベンジを誓い納竿とした。
これからは少しずつ涼しくなってくると思うので、ぜひ南九十九島へチヌ狙いに出掛けてみてほしい。
<週刊つりニュース西部版 APC・大楽院博之 /TSURINEWS編>
長崎県南九十九島