大ビラメのシーズンに備えよ
まったりムードが続いた9時ごろ、私の竿が一気に海面に突き刺さるアタリが到来。たまたま見ていた船長が「それはでかいよ」の声を上げたが4、5m巻いたところで軽くなり痛恨のバラシ。逃げた魚は大きいというが、かなりの手応えだっただけに残念無念。船長ごめんなさいの一幕となった。
結局、本命は船中1~3尾で、ハタやカサゴが交じりオデコなし。大型は出なかったがバラシはあり、潜んでいるのは間違いなし。
7月から順次解禁場所を増やし、9月からは同沖の全域が解禁となる。イワシの博物館があったほどイワシ漁の盛んな同地。今後イワシの回遊が多くなれば、それを追った大ビラメの食う確率はグーンとアップする。これから秋から冬に向けてがヒラメ釣りの本番。釣りやすい夏ビラメの時期から鍛えて、難しい寒ビラメのシーズンに望みたい。
<週刊つりニュース関東版 坂本康年/TSURINEWS編>