手軽に沖で釣りを楽しめると、最近人気が出てきているイカダ釣り。今回はイカダ釣りをしている中で、私自身が恐怖を覚えたり、不思議に思ったりした出来事を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター古川竜也)
1、ナブラが起きているのに釣れない
この日はサゴシが好調との噂を聞きつけ、北陸のイカダに渡った。朝イチからサゴシのジャンプやナブラが多発し、情報通りサゴシが湾内に入ってきていることを確認。そのため、ミノーやメタルジグを朝イチからキャストし続けた。
しかし、目の前でナブラやサゴシジャンプが多発するのにもかかわらず、自分のロッドにはアタリが一切ない。同行者がメタルジグで入れ食いになっていたため、同じメタルジグを使うも反応なしであった。
結局この日は、同行者はサゴシを8匹キャッチ、自分はワンバイトのみで終了。同じルアーで同じポイントへ投げても釣れないという、不思議体験であった。
2、クラゲが大量発生
この日も北陸のイカダへ釣行した時の出来事である。この日はアジ狙いでサビキ釣りをしていたところ、朝7時ごろになると、突然遠くの海面に絨毯のように広がっている何かを発見。気づけば足元へ流れてきて、それを見ると大量のクラゲであった。
サビキを足元に落とそうとしても、仕掛け全体にクラゲが纏わり付き、落とすことすら、ままならない。クラゲに翻弄された1日であった。
3、近くの別のイカダに落雷
8月のある日、友人とイカダへ渡った。朝イチから天気がよく、非常に暑かった。晴天無風で、アウトドアには持ってこいな天気(釣りには不向き?)。汗を大量にかきながら釣りをしていると、いきなり遠くに黒い雲が現れた。
間もなく、海面に雨粒が落ちてきて、すぐに土砂降りに。急いでカッパを着ていると、雷も鳴り始めた。すぐに釣りを中断し、落雷しないようにロッドをケースにしまって通り過ぎるのを待った。
段々と雷が近づいてくることを恐怖に感じていると、なんと隣の隣くらいのイカダに落雷!急いで渡船屋に連絡し、迎えを頼んだことによって落雷を回避出来た。
命が一番大事
今まで色々な恐怖体験をしてきたが、やはり一番大事なのは自分の命である。そのため、雷が鳴り始めたらすぐに釣りを中断し、安全が確保できる場所に移動することをオススメする。命あっての釣りということを忘れずに、これからも釣りを楽しんでいきたい。
<古川竜也/TSURINEWSライター>