夏休みも中盤を過ぎ、各地の釣り場も大盛況。暑さは厳しいが、魚たちは元気いっぱいだ。どこかのんびり楽しめる釣り場はないかと探していたら、ふとイカダでの五目釣りを思いついた。早速ユーチューバーで名古屋市在住の丸山敬太さんを誘い、三重県・南伊勢町迫間浦へ出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
チョイ投げでキスほか多彩
テンビンの先にボートキス用の仕掛けをセットし、ハリにはイシゴカイを刺す。すぐにアタリを送ってきたのは、小ぶりながらきれいなキス。
少し投点をずらして根周りに投げ込むと、派手なアタリでササノハベラがダブルで上がってくる。
さら金属的なアタリで上がってきたのは、25cmほどのワニゴチ。にぎやかになっていくクーラーを見ているのは非常に楽しい。
泳がせで良型マハタ登場
ここで丸山さんが、ごそごそ仕掛けを作りだした。ハリス6号、丸セイゴ16号の胴つき1本バリで、生かしておいたアジを付けて根周りへ投入する。狙いはハタ類、青物、スズキなどのフィッシュイーターだ。
しばらくすると、静かに泳いでいたアジが暴れだしたのか、サオ先が震えだした。しばらく様子を見ていると、ググッと絞り込まれてドラグがジリジリ滑りだした。すかさず丸山さんがサオを手に取り大アワセ。ズシッとした重量感とともに海面に姿を見せたのは、良型のマハタだ。
さらに1時間後、今度はいきなりサオがぶっ飛ぶアタリで、ひと回り大きなマハタが上がってきた。これに気を良くしてさらに泳がせのサオを1本増やす。