剣崎沖でコマセワラサ釣りが開幕したとの知らせを受け、釣り仲間6人で剣崎松輪の船を仕立てて釣行した。全体的に前日までの食い気はなかったものの、終了間際で時合いが到来。結果、全員安打の満足釣行となった模様をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター灰野広武)
剣崎沖でコマセワラサ釣り
ここ最近三浦近辺で釣れているワラサを仕立て船で狙ってきた。日によっては早上がりになる程調子が良いようだ。今の時期は5時半には剣崎松輪を出船。20分走りポイントに到着すると早くも船団ができていた。
タナは25m前後と手巻きでも問題ない程浅めだ。
ワンタッチ缶で手返しアップ
朝一勝負となる展開もありうるのでまずはコマセをどんどん撒いて魚を寄せる。魚を寄せ続けるのは勿論、寄せた魚を足止めするという意味でも仕掛けを入れ替える間隔は短めがよい。アタリがなくても開始直後は1~2分に一回、長くても3分に一回は入れ替えたい。
今回手返しを良くする為にワンタッチ缶を試してみた。片手でビジカゴの開閉が出来るので少しでもチャンスを増やしたい人にはオススメだ。
使用釣具
ロッド: ライトゲームBB モデラート type73 H225
リール: フォースマスター800
道糸: タナトル8 PE2号
ビシ:ワンタッチ缶80号
仕掛け:ハリス5号6m クッションゴム3mm1m
早々に良型ワラサ登場
開始から30分程経った頃、コマセが効いてきたのか周りの船でポツポツ魚が上がり始めた。そしてタナを合わせて誘いを入れたタイミングでこの日初めてのヒット。1尾目なので慎重にやり取りをし無事に4kg程の良型を上げることができた。
ハリスの太さ
今回食いを良くするためにワラサとしては細めのハリス5号を使っていたが、予想していたより引きが強くドラグを効かせる必要があった。船に群れがついてしまえばハリスの太さはさほど関係なく、8号を使っていた釣友にも問題なくヒットが出ていたので、最初は太め、食わなければ細くしてみるという流れがよさそうだ。
また引きが強く走りまわる魚なのでオマツリを完全に防ぐのは難しい。ヒットしている人を優先し協力しあって対応しよう。
終了間際に時合い到来
8時ごろには船中全員安打となり一安心したが、魚の反応は出続けているものの急に食い気がなくなってしまった。そこから暫くの間周りの船含めワラサの姿は見られず、たまにゲストのソウダカツオが釣れる程度の状況が続く。このまま終わってしまうのかと半ば諦めていたが、終了20分前に急にアタリが出始めた。それも朝とは比にならない高活性で、常に船中誰かしらがヒットしている状態となった。
結果このタイミングでバタバタと2尾追加。釣友にはマダイもヒットしたようで全員が満足な釣果となった。食い気のある群れが回ってきたものかとは思うが、釣れない時間にも定期的にコマセを撒いていたためいち早く気が付けたのかもしれない。