記録的な猛暑のため、千葉県君津市にある三島湖は大減水。さらに同湖ではダムサイトの漏水事故が発生。その影響で日研夏季大会は中止になり、別荘下ロープから上流部は釣り不能に。だが、かえって水深のあるエリアにヘラが凝縮しているのでポイント選択が容易になっている。そこで今回は、魚の密度が濃くて数釣りが狙える、房総ロッヂ周辺のポイントを紹介。まだ日中の暑さは厳しいので、熱中症対策は万全に楽しんでほしい。
TSURINEWS編集部
ポイント別紹介
別荘下～猫打ち橋間の新ロープは、満水時は竿30尺でも底が取れないが、現在は竿16～19尺で底釣りが可能。しかも、上流からのヘラが溜まり、良型の数釣りが狙える。竿9～12尺の浅ダナ～チョウチンで40上も出ている。
対岸の土手～川筋狙いも面白く、竿18～21尺で底釣りが可能。
ポイントとしては、猫打橋～ともゑ釣舟店桟橋の間で大中型の数釣りが有望。だが、土手～川筋は入釣者が少ないので狙う価値は大きい。
別荘下の新ロープでは良型の数釣り可能曇りや雨の日は浅ダナ狙いやチョウチン釣りに分がある。昨年11月からブラックバス釣りが全面解禁になり、週末に限らず、平日でも多くのバサーがバス釣りを楽しんでいる。トラブルのないように楽しみたい。
タックル
減水を加味して竿を用意減水の状況次第で水深が変化するうえ、台風の影響も加味して竿は10～21尺までひととおり用意しておきたい。
当日のタックル図短～中尺竿の浅ダナ狙い～チョウチンでアタリがでない時は、竿17～21尺の底釣りを試してみるのもいい。底釣りだと風や流れに対応でき、良型の引き味も堪能することができる。
仕掛け
仕掛けは通常のもので十分。
タックル例を挙げると、道糸1～1.25号、ハリス0.5～0.6号、ハリス長は、浅ダナ狙いで上20～30cm下30～45cm、チョウチンで上40～55cm下55～70cm、底釣りなら上40cm下50cmで流れ次第で上バリトントンからズラシ幅を大きくしていく。
また、ドボン釣りでも思わぬ釣果が狙えることもある。ハリはリグルかバラサ6～7号。
エサ
エサは宙、底釣りともに両ダンゴがメイン。
宙釣りは軽めのエサがよく、ガッテン400㏄＋BBフラッシュ400㏄＋水200㏄＋バラケマッハで硬さを調整。持ちが悪い時は粘力を足す。
チョウチン釣りは、天々400㏄＋ガッテン400㏄＋水200㏄＋パウダーベイトヘラ200㏄。寄りが悪い時は基エサを手水で戻し、バラケマッハでネバボソに調整。
底釣りは、ダンゴの底釣り夏（またはダンゴの底釣り冬）100㏄＋ペレ底100㏄＋グルバラ100㏄＋粘力スプーン1～2杯＋水150～180㏄＋バラケマッハ100㏄。寄りが悪い時は基エサに手水で戻してペレ道を足す。
＜週刊へらニュース APC・高田恵年／TSURINEWS編＞
