5月8日、釣友の竹ノ内さんとチヌ&マダイの宝庫、鹿児島錦江湾へ心弾ませ釣行してきた。朝マヅメの時合いの後は厳しい時間帯もあったが、55cmの良型チヌをキャッチすることができたので、当日の釣りをリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・久永武史)
55cmサイズアップ成功
苦悩の時間に釣れてくれたチヌを手中に収めて頬が緩む。しかし、先ほどと同じく時合いは短いはず。残された時間で次を狙う。そして狙い的中とばかりに3投目からPEラインとサオ先が弾かれた!
今度は先ほど以上にサオを絞り込んでくる強力な引きを楽しみながらも左のケーソン部に潜られないように魚を誘導する。やがて力尽きて浮いてきたチヌは先ほどの以上に型が良い。
タモ入れして計測すると55cmのオスだった。もしかしてツガイのチヌであったのかと思わせる。
夏チヌの盛り返しに期待
嬉しい連発ではあったが、やはり状況は厳しい。またもや沈黙の時間となり、やがてまきエサも底をついてきたので、正午すぎにこの日の釣りを終了した。
本来ならチヌの好機となって好釣果が期待できる時期ながらも、九州全体でチヌ釣りが低調傾向にある。不調の要因は定かではないが、乗っ込み期を越して体力を回復した元気な夏チヌが例年通りに楽しませてくれることを願うばかりである。
<週刊つりニュース西部版 APC・久永武史/TSURINEWS編>
福山港湾緑地広場