梅雨時に産卵のため沿岸に接近する抱卵イサキは、脂が乗って一番おいしい季節。釣れる期間が極めて短いので釣り人を熱くする。いい群れに当たれば初心者でも数釣りが可能だ。今回はイサキを使った料理の数々を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 出口和弘)
さんが焼き
なめろうに片栗粉、または小麦粉を少し加えてよく混ぜ、ハンバーグ状の小判型にし、青じそ2枚で挟む。フライパンに油をひいて焦げ目がつくまで焼く。
レモンガーリック焼き
三枚におろしたイサキの皮目に3~4カ所切れ目を入れ、塩こしょう、小麦粉をまぶしておく。オリーブオイルにスライスガーリックを入れ、弱火でカリカリになるまで焼き、にんにくを別皿に取り出す。そのオリーブオイルにイサキを入れて両面を焼いて取り出す。
残ったオリーブオイルでキノコ類を炒め、塩こしょう、レモン汁で味付けして皿に盛り付け、その上にイサキを乗せ、レモン汁をかける。フライドガーリックを乗せてレモンを添えれば完成。
天ぷら
一口大に切ったイサキの身を天ぷらにする。
イサキ天の玉子とじ
小鍋にやや濃いめのめんつゆ、スライスした玉ねぎとスナップエンドウ(青物ならなんでも良い)を入れて煮立てる。そこへイサキの天ぷらも入れて煮立たせる。最後に溶き卵でとじれば完成。
以上、代表的なイサキ料理だ。料理は西久美子さん、鈴木弘美さんにもご協力いただいた。
<週刊つりニュース中部版 出口和弘/TSURINEWS編>