エギング釣行で2日連続1kg級アオリ手中 想定外のヤリイカとも対面

エギング釣行で2日連続1kg級アオリ手中 想定外のヤリイカとも対面

16日に無事春イカをゲットした私。その日、各堤防に居た釣り客と話をしていると「この1週間天草下島各所でキロオーバーが多発している」とのこと。もっと大きいのを狙いたいと思っていた私にとってこの潮回りは大チャンス。翌日もアオリイカを探しに出掛けることにした。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野口昭伸)

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野口 昭伸【上天草市公式釣り人】

【上天草市公式釣り人】熊本県を中心に、エサ・ルアー、ショア・オフショア問わず多魚種を狙っています。

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想定外のヤリイカ顔見せ

ついに潮が緩いまま、下げ潮へとかわった。下げにかわって1時間ほど経った時、外洋側からトウゴロウイワシ群が押し寄せてきた。潮上からはイワシから剥がれたとみられる、キラキラ光る鱗が見えた。「まさかフィッシュイーターに捕食されてる?」万が一、マダイやシーバスなどが見えたらミノーを投げれるように2本目の竿だけ準備し、エギングを継続していた。

そのしばらく後、エギングロッドに引きのない重さを感じた。「また藻か…」と回収すると、藻ではなく胴に横刺さりしたヤリイカだった。ヤリイカは基本群れで行動するため、もしかすると押し寄せたトウゴロウイワシはヤリイカの群れに追われて入ってきたのかもしれない。アオリイカがメインの天草でツツイカ類をショアエギングで釣ったのは初めてである。

エギング釣行で2日連続1kg級アオリ手中 想定外のヤリイカとも対面ヤリイカがヒット(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)

今後の展望

始終、昨日ほど潮は効かなかったが、同じ藻場の近くでヒットさせることができた。昨日と今日釣れたイカが、産卵を意識している個体だということが推察できた。また、今日釣れたアオリイカのメスに関しては、くちばし付近に交接跡があった。

熊本ショアのヤリイカは稀で、あまり情報を持っていない。ただ7~8月には長崎島原と天草下島を結ぶ海峡、通称「早崎瀬戸」では、ツツイカ類の遊漁船が始まる。少し早いがその走りの1杯だったのかもしれない。

エギング釣行で2日連続1kg級アオリ手中 想定外のヤリイカとも対面長崎島原と天草下島の海峡が早崎瀬戸(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)

<野口昭伸/TSURINEWSライター>

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二江