3月21日(月・祝)、茨城日立港久慈漁港のモンロー号を乗船取材。旬を迎えている浅場オキメバル船の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)
モンロー号でオキメバル釣り
3月21日(月・祝)、一年を通してメバルほか根魚を追い求めて出船している茨城日立港久慈漁港のモンロー号から旬を迎えている浅場オキメバル船へ乗船取材した。
4時すぎに港の船着き場では先着順で荷物をおいて、車は港の駐車エリアに止め、5時ごろから、女将からアルコール消毒を受けたのち乗船、エサの切り身(サンマ)が配られて、釣り人8人が揃ったところで、山﨑弘船長の舵取りで出船。
港を出て北上、航程約1時間で良型ソイが交じるポイントで合図のブザーが鳴り。各位仕掛けをおろす。
メバル日和もタフコンディション
水深85m、一流し目は見切って潮周り、二、三流し目とシグナルは訪れず厳しいスタート。当日は寒の戻りで気温3度と冷え込み、小雨がぱらついたがのち曇りから晴れ間がのぞく空模様。海上はナギのメバル日和だが。
船長に水温を聞くと「全体的に水温8度の冷たく逆潮」とタフなコンデション。
ナダ寄りへ移動
左舷胴の間の鈴木APC(日立市)「アシカが顔を出していると」。船長も確認「これでは魚が怯えてしまう」と南のナダ寄りに移動し水深60m前後のポイントを探る。
「月に2、3回同宿へ通っています」という右舷ミヨシの桑原さん(つくばみらい市)に待望のアタリで28cmオキメバルを手中に。竿は胴調子の3.6m、ハリス4号、ハリはチンタバリ11号5本バリで、オモリ接続箇所にも1本ハリをつけて底物も狙う算段。