3月8日と11日、愛知県の豊浜新堤で長ザオを使ったメバル釣りを楽しんだ。8日は良型を交え好調に、11日は最後に何とか良型をキャッチしてボウズを逃れたので、ここで両日の釣りを紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)
メバル日和に無人の堤防
3月11日も全く風のないメバル日和。早く行こうかと思ったが、午前5時を過ぎないと時合いにならないことがあるので、午前4時30分に自宅を出発。当然スタートも遅くなるが、早く行っても釣れないし……。
豊浜新堤に到着すると、こんなに風が弱いのにメバル狙いの釣り人は誰もいない。私1人だ。理由は分からないが、いつものポイントに入った。誰もいないというのも気持ち悪いが、釣れることを信じて準備を整え釣り始めた。
だが、またしてもアタリのないまま午前5時30分を回ってしまった。ここまで全く反応なし。前回と同様、素晴らしいメバル日和だというのに情けない。ボウズかも……。
ここまでアタリなしできてしまったが、あと5分ほどが最後の勝負の時間帯。神経を集中してサオ先のぎょぎょライトを見つめていると、プルッと動いたように見えた。これがアタリ?
25cm級良型キャッチ
その後の本アタリを待つが一向に反応がない。ゆっくりサオで聞いてみると、サオ先が一気に海中に絞り込まれる大きなアタリに変化した。サオ先がのされるほどの大きな引き込みだ。これがメバルなら当然良型。
慎重にゆっくりサオを立て、ラインを手にして手繰り寄せる。姿を見て驚いた。丸々太った良型メバル25cm。この1匹で胸をなで下ろした。東の空は明るくなってきていたが、なんとかボウズを回避できた。
もう1匹と新鮮なモエビを付けて投入。完璧に明るくなったので回収しようとすると、クク~ッとサオ先が揺れた。上げてみると、申し訳なさそうにチビメバルとカサゴがヒットしていた。
こんなにアタリが出ないこともあるのだと思いながら豊浜新堤を後にした。次回来れるときがあれば、再度挑戦状をたたきつける予定だ。
<週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫/TSURINEWS編>
豊浜新堤