私の住む青森だけではなく、カレイは身近な漁港や堤防に潜む魚です。今回はそんなカレイという魚を釣り上げるための基本を、初心者の方やこれから始められる方、そして老若男女問わず多くの方に、分かりやすく解説していきたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦剛)
魚種ごとのカレイ釣りシーズン
続いて魚種ごとのカレイ釣りシーズンを紹介しましょう。
マコガレイ
3月ごろ~11月ごろまでがシーズンです。その年によって前後する場合がありますが、基本的には暖かく釣りをしやすい時期のメインとなるおいしいカレイです。
ヌマガレイ
12月ごろ~3月ごろまでがシーズンです。基本的に厳冬期に釣れるカレイで、足の遠退きがちな厳冬期の釣りになりますが、黄色と黒色のヒレを持ち、雪に映える綺麗なカレイです。
ナメタガレイ
専門的に狙った自身の記録がありませんので詳細なデータをお伝えすることはできませんが、12月ごろ~4月ごろにかけてアイナメ狙いの際に稀に釣れることがあります。砂泥地よりも、岩やコンクリートブロックなどが沈んでいる場所を好む珍しい種類のようです。ネバネバとしたヌメリがありますが、調理するととてもおいしいカレイです。
気軽に楽しもう
終わりに、カレイという魚は種類を問わなければ一年を通して狙えるターゲットです。海沿いにお住まいであれば自転車や原付バイクで通えるポイントもたくさんあり、のんびりと海を感じながら一日中楽しむことも、仕事帰りに1時間だけ楽しむこともできます。
ルアー主流の時代になってきている風潮は感じますが、生きエサに願いを込めて、サオ先を見つめながらアタリを待つこのカレイの投げ釣りの醍醐味を、是非たくさんの方に味わって頂けたらと思っております。
<杉浦剛/TSURINEWSライター>