1月上旬、福岡県遠賀郡・芦屋柏原漁港から出ている星龍丸にて落とし込み釣りに行ってきた。ハイシーズンと比べると本命の数も少なかったが、本命のヒラマサにヤズやマトウダイなどをキャッチしたので、その模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・宮崎勝太)
星龍丸で落とし込み釣り
ほとんどの遊漁船が12月までで落とし込みを終了する中、星龍丸は基本的に一年中落とし込みをやっているので船は常に満船だ。
ポイントまで1時間30分ほどで到着。船長の指示で仕掛けを投入。投入するタイミングが遅れるとほかの人とオマツリしやすいので合図と同時に仕掛けは投入すること。
この日のメインベイトはイワシだったがサイズが大きく25cm以上のイワシもいた。そのためベイトが掛かって本命のアタリがあっても慌てず大きなイワシがしっかり口に入るまで辛抱しなくてはいけない。
ウッカリカサゴから登場
すぐに同船者のサオが曲がり始める。私もベイトが掛かり本命アタリを待っているとサオ先が暴れだした。そのまま食い込むまで待って大きくアワセを入れるとサオが気持ちよく曲がり本命が掛かったことを確信。上がってきたのはウッカリカサゴ。食べておいしいうれしいゲストだ。
その後もベイトの掛かりもよく、マトウダイ、ヤズを2尾ずつ追加。ちなみに仕掛けは船匠「ヒラマサスペシャルⅡ」を使用。パラシュートタイプでハリもフラッシャーもケイムラ発光するので曇りの日には特に有効な仕掛けだ。
ラストに本命登場
昼すぎになると潮が止まり少し食い気が落ちてきて同船者の中には電動リールを使用した電動ジギングをされてる人もいた。そんな中でも船長の細かい指示のおかげでベイトを掛けることができ、すぐに本命も食ってきた。最後に来たのは大本命のヒラマサだった。
ハイシーズンと比べると本命の数も少なかったが日によってはまだまだ早上がりするくらい釣れる時もあるそうだ。また、ハイシーズンと違って落とし込み仕掛けだけでなく自分でエビや魚の切り身など持参することも可能で自分なりの工夫で釣果につなげることもこの時期の落とし込み釣りの楽しみ方のひとつだ。ほかにやっている遊漁船が少ないだけに予約はお早めに。
<週刊つりニュース西部版APC・宮崎勝太/TSURINEWS編>