勝浦沖の寒サバ釣りに行ってきました。当日は初栄丸の寒サバ開幕戦ということで釣れるかどうか不安だったのですが、フタを開けてみれば船長もビックリの良型入れ食い!帰り道には勝浦名物タンタンメンに癒された釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
最終結果
マサバ26匹にゴマサバ4匹、ユメカサゴ1匹。友人も1回お休みしたものの、お土産十分な数を確保したようで何より。
今回の釣行の特徴は、何といっても釣れたマサバが約半数がキロ前後サイズと、「ブタサバ率高め」という点。
私の43Lクーラーボックスは6割程度うまり、友人の25Lクーラーボックスは氷が入るスペースが若干残る位となりました。今季の寒サバ釣りは最低でも30L以上のものを持ち込んだ方が良さそうです。
6:4調子の竿の感想
また、今回試した2.4m、6:4調子の竿は船長がHPに推奨タックルとして載せているだけあって、ブタサバを連発してもハリス切れが1度もなかったこと、アタってしっかり高速巻きすればサバに主導権を渡すことなく回収できたことを踏まえると、サバ釣りに関しては良かったと思います。
しかし、オニカサゴ釣りに関してはアタリわかりづらく、アワセもやりづらいので予想通り不向き。そして後半のリレーがヤリイカなら完全にNG。
手先がかじかむ程寒く、風が吹けば船はどったんばったん状態になってしまうこの釣りに2つ電動タックル持ち込むのも現実的ではないので、リレーがオニカサゴならビシアジ竿やイカ竿、ヤリイカならイカ竿等を持ち込む選択がベターだと、個人的には思いました。
勝浦タンタンメン
寒サバ釣り、結果は良型大漁でとても楽しい釣行だったのですが、早朝の気温が氷点下2度ということに加え、風もそれなりにあり、釣りを終えた後は電動リールコードのワニ口グリップを握ることすら困難な状態。
帰港後は完全に体が冷え切っていて、もはや暖かい缶コーヒーだけでは回復不可能。いや~、ホント寒かったです。しかし、ここは奇跡的にタンタンメンの聖地勝浦。ラー油が効いたピリ辛のイッパイで温まることにしました。
うかがったお店は隠れ家的存在の「はらだ」。ラー油たっぷりでかなりピリ辛なのですが、たっぷりタマネギの甘さが丁度良いバランス。麺も細麺でスープによく絡みます。って、そんな細かいことはこの時点ではどうでもよく、とにかく熱々ピリ辛のこのイッパイで生き返りました。
この日、私の中では「寒サバ~オニカサゴ」のリレーではなく、「寒サバ~勝浦タンタンメン」のリレーだった印象です。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>