勝浦沖の寒サバ釣りに行ってきました。当日は初栄丸の寒サバ開幕戦ということで釣れるかどうか不安だったのですが、フタを開けてみれば船長もビックリの良型入れ食い!帰り道には勝浦名物タンタンメンに癒された釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
オニカサゴ釣りの仕掛け
後半のオニカサゴは、基本竿とリールはそのままで片天秤にハリス8号バリムツ17号前後の2本バリ。初栄丸ではオマツリ防止のため2本バリ限定となっています(一応船には船長お手製の仕掛けが積んであるようですが、基本各自持ち込み)。
オモリは150号ですが、潮の状況によって変わる可能性があるのでその際は船長の指示に従うようにしましょう。
エサ
エサはゴマサバが釣れればそれを短冊にすれば一番良いのですが、釣れない時に備え、念のため自前で持ち込んだ方が安全。実際、昨年末はサバが全く釣れず、必ずエサを持ち込んでもらうようにしていたとのことでした。
また、タコベイトも有効なので是非持参したいところ。ピンク、白、オレンジ、ケイムラ等、数種類準備して状況に応じて使い分けてください。そして毒針が危険なオニカサゴ、釣れた時に備えてプライヤーやトングも忘れずに用意しましょう。
クーラーボックス
最後にクーラーボックスですが、30~40L程度でOKですが、常連さんの一人はなんと80L持ち込んでいました。
オニカサゴ釣りに転戦
後半のオニカサゴは自由投入。底にいる魚なので、オモリが底をたたく状態をキープします。船の移動にあわせて大きく誘いを入れ、仕掛けを移動させるテクニックも必要なのですが、うねりがある場合はオモリを底につけること自体難しいので誘いは意識せず、ゼロテンションをキープするイメージで。
ちなみにこの時期の外房、ナギの日は滅多にないです。アタリは明確だったり、わかりにくかったりと様々。「これは?」と思ったら、かるく竿を立てアタリを確認。ここで生体反応があれば、アワセを入れてしっかりフッキングさせ、ドラグを緩めにして中速かやや低速気味で巻き上げ。最後はタモアミ使って慎重に取り込みましょう。
毒針に注意
そして取り込み後は毒針に注意。私はまだ刺されたことはありませんが、うっかり刺されてしまったら1~2週間腫れが引かないそうです。
ユメカサゴのみで無念
寒サバ釣りでお腹いっぱいになった所で、おまけの後半戦へ。船縁にはタモアミが立てかけられ、オニカサゴ釣りが始まりました。
相変わらず波風は収まらず、日が昇っても手先がかじかむくらい寒いのですが、頑張って持ち竿にて底を取り、アタリを待ちます。船中、ポツポツと本命のオニカサゴが上がったようですが(船中3匹)、3流しして私はユメカサゴ1匹のみ。
寒サバのしめ鯖、塩焼きに加えてオニカサゴのしゃぶしゃぶも食べたいという思惑も抱いていたのですが……それはちょっと贅沢でしたね(笑)。