清水港へ2022年初釣りに出かけた筆者。クロダイ狙いのフカセ釣りで見事37cm本命をキャッチした釣行をレポート。重戦車級アタリの正体は果たして?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
清水港でフカセクロダイ釣り
1月2日、ホームの清水港へ2022年の初釣りに出かけました。狙うターゲットは銀鱗が美しい冬のクロダイです。
清水港は真冬の低水温期でもクロダイが狙えますが、この時期に釣れるクロダイは広範囲を泳ぎ回る綺麗な個体が多い傾向があります。また、エサ取りが少ないので、本命との真剣勝負が楽しめるところも魅力です。
実は、筆者の直近3年の初釣りは全てクロダイ狙い。全ての釣行で結果が出ている記録が残っているので、今年も幸先のいいスタートを切りたいところです。
午後帯に期待
当日は厳寒期でも釣果が出やすい得意のフカセ釣りで挑むことに。実釣時間は11時から15時ごろまでの4時間ほどではありますが、冬は午後の時間帯に釣果が出やすい傾向があるので後半の2時間がチャンスと予想しました。
前半は我慢の釣りになりますが、アタリがなくてもこまめにエサをまいて魚を寄せることが重要です。
タックルとエサ
今回サオを出すポイントは深場で障害物が多いポイントなので、クロダイ狙いとしてはやや強めのセッティングです。沖を探ると稀にマダイがヒットする場合があるので、ある程度大きな魚にも対応できるロッドとラインの強さが重要になります。
ロッド:メガディスAGS1.25-53
リール:インパルト2500LBD-SH(エコノマイザー使用で糸巻き量調整)
ミチイト:(前半)PEライン0.8号+Bluemodel1.75号(ナイロン、2ヒロ直結)
(後半)Bluemodel1.75号(ナイロン)
ウキ:00~3B(ウキ止めあり)
ハリス:LEVEL1.75(フロロカーボン、2ヒロ半)
ハリ:グレバリ6号
まきエサ
オキアミ1.5kg
押しムギ200g
市販配合エサ(ベース約1.7kg+ブレンド約700g)
さしエサ
生オキアミ
半ボイルオキアミ
二枚潮対策
エサを作り終えたら仕掛けを準備しつつ5杯ほど先にエサをまいておきます。狙いのポイントは沖のカケアガリと足元の岸壁際で、どちらかで必ずアタリが出る傾向があります。筆者が今まで何度も通っている釣り場なのでポイントのクセは熟知しているつもりです。
まずは、00ウキをほぼ固定した状態で上層からゆっくりと沈めていきます。上層の潮は沖に向かって流れていますが、底付近の潮は逆に足元に当ててくる強い二枚潮。ミチイトが上潮に引っ張られてしまうと水中でミチイトが弛んでアタリが分からなくなってしまうので、いつもより穂先を持ち上げてミチイトと水面の接点を減らす作戦に。
同時に仕掛けが底潮に乗ると少しずつ手前に戻ってくるので、少しずつリールを巻いて対応します。