清水港へ2022年初釣りに出かけた筆者。クロダイ狙いのフカセ釣りで見事37cm本命をキャッチした釣行をレポート。重戦車級アタリの正体は果たして?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
重戦車級のアタリ到来
12時を過ぎたころ、足元で突然ロッドが胴まで曲がり込む猛烈なアタリが襲います。岸壁の下に向かって突進していきますが、明らかにクロダイの引きではなく馬力も桁違いです。まるで重戦車のようなすさまじい引きになす術なくバラしてしまいました。
正体はハッキリと分かりませんが、恐らくコブダイかイラではないかと予想します。清水港では例年冬から春にかけて不意にヒットしてくることが多く要注意です。
37cmクロダイ登場
正体不明の大物をバラした後はチャンスタイムに備えてミチイトを変更、仕掛けも3Bウキの沈め釣りに変更しました。
予想が的中し、13時を過ぎたころから潮が緩やかになったと同時にモゾモゾとした怪しいアタリが出始めました。食いが渋いのかなかなかエサを食い込まず、散発的にエサをついばんでいる様子です。
アタリが出ている足元の岸壁際に狙いを絞って粘っていると、ようやく食い込み待望の本アタリが出ました。小さなアタリをとらえると重々しい引きとともに美しい銀色の魚体が姿を見せます。サイズは37cmほどでしたが、初釣りで綺麗なクロダイをキャッチできて一安心です。
最終釣果と今後の展望
その後は残念ながらアタリが続かず、14時半ごろにはエサがなくなったので納竿しました。どうやらキャッチしたクロダイは貴重な1枚だった様子。今後の期待も込めて釣れてくれたクロダイはタモで優しくリリース。釣り座周辺にこぼれたエサをしっかり掃除して釣り終了です。
今後の展望
昨年はアイゴの大量発生とクロダイの不調が重なり思うような釣りができませんでした。アイゴも落ち着き今年こそはクロダイの復調に期待したいです。
清水港では他の地域より一足早く2月ごろには乗っ込みシーズンがスタートします。釣り物が少ない時期ではありますが、乗っ込みは清水港のクロダイ釣りの中でも一番アツい時期なので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>
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