三重県・南伊勢町の奈屋浦漁港へ、サビキ釣りを楽しもうと出かけた。17~18cmをアベレージサイズに釣果はアジが85匹の大漁。絶好調の奈屋浦のサビキ釣りの模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
奈屋浦漁港でサビキ釣り
サビキ釣りを楽しもうと、11月25日に三重県・南伊勢町の奈屋浦漁港へ出かけた。早朝に漁港の一番外側にある堤防に到着。エギングやヤエンにサビキの釣り人5~6人がサオを出していた。
奈屋浦漁港内の白灯と赤灯の各堤防は詳しいことは分からないが、釣り人と漁業関係者とのトラブルがあったようで、現在は立ち入りも釣りも禁止になっているので残念だ。
一番外側の堤防へ
釣り可能な一番外側の堤防に、コンパクトにまとめた釣り具を運ぶ。先端付近の釣り人にあいさつして隣へ釣り座を構える。その後2人、3人と釣り人が続々とやって来てどんどんにぎやかになってきた。
釣り具ボックス、釣り用三脚、バッカン、水くみ用バケツ、アミエビ入りバケツ、パイプ椅子、メゴチバサミ、タオル、クーラーを手返し良く釣りができるように配置する。
開始早々18cmアジダブル
あらかじめ自宅でサオにリールを取り付けてウキ止め、シモリ玉、ウキペット、からまん棒、スナップサルカンをセットしてきたので、後はサオを伸ばしてウキとサビキ仕掛け、フタ付きプラスチックカゴを付けるだけ。ウキ下は隣の人に聞いて5~6ヒロに合わせた。
プラスチックカゴのフタを開けてアミエビ入りのバケツに入れると、手も汚れずにアミエビがカゴに入る。フタを閉めて港内向きに軽く投げる。
ウキが立ってからサオを上下にシャクって、アミエビを拡散して集魚効果を高める。するとすぐにピコピコとウキが躍りだして、シュンと海中に引き込まれた。
リールを巻くと重い。上がってきたのは18cm前後のアジ2匹でピチピチ跳ねる。メゴチバサミで挟んでハリを外し、バッカンヘポチャリと放り込む。
アミエビ効くとトリプルも
次からは1匹ずつだがコンスタントにアジが釣れてくる。アミエビが効いてくるとトリプルヒットで好スタートだ。バッカンの中にアジが10匹たまったらクーラーに移し替えていく。
早朝は寒かったが、アジが釣れて体を動かしていると寒さも忘れる。しかし次第にアタリが散発になって、ピタッとアタリが止まってしまった。
沖向き狙いでサイズアップ
隣の釣り人が沖向きに投げると「アタッたよ」とサオを上げる。港内向きよりサイズアップした良型のダブルだった。
それを見て周りの釣り人も次々に沖向きに仕掛けを投入。私も沖向きへ投入すると、すぐにアタリがあって手応え十分な重量感に巻く手にも力が入る。20cmほどのアジをダブルゲットして満足。