淡水魚の在来種で、「なかなか釣れない魚」として上位にランキングされるオヤニラミ。川や湖の〝陸っぱり〟から手軽に狙えることで、家族連れや女性アングラーに人気がある。今回は「狙って釣れる」方法を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
釣れないときの対処法
ここからは釣れないときの対処法を紹介する。
ウキを持ち上げて誘う
次は「見えるけど釣れない」ときの対処法で、簡単なのは誘い。エサを縦と横に動かしてやるのが効果的。いずれもサオを持ち上げて動かす。特に縦の動きに反応するため、ウキを少し持ち上げて上下させると食い付いてくるパターンが多い。
ポイントを休ませる
オヤニラミは群れを作らず、多くても1か所に4~5匹まで。ほとんどが1~2匹でいることが多く、この中にエサを入れて狙うのが基本になる。食い気があるものだけがエサに近付き、1~2回アタックしてくる。これを2~3回繰り返してもハリ掛かりしない場合は、すぐに見切りを付けて移動する。
再び同じポイントを攻める場合は30分以上休ませると〝リセット〟されるようだ。
移動は大きく
ちなにに場所を移動する際は、立ち位置を大きくかえる必要がある。オヤニラミは非常に目がよく、人が見える範囲ではすぐにスレてしまう。そのため、最低でも10m以上の間隔をとりながら攻めていきたい。
納竿前にリリースを
釣りを楽しんだあとは、魚をリリースしてやろう。オヤニラミは絶滅危惧種ではないとはいえ、外来種から逃げ延びた貴重な魚。それだけに、大事にしていきたい。
<松田正記/TSURINEWSライター>