宮崎県北浦の磯で、私が所属するクラブの月例会がありました。大手メーカーの大会が開催される場所でもありますが、なかなか釣ることも難しく「釣り道場」とも呼ばれています。今回はそんな北浦の磯での釣りをリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤本みどり)
喜福丸にて沖磯「ヒラバエ」へ
11月21日は喜福丸さんで宮崎県の沖磯へ。私は、クジを引くと19番。どうやらラストの瀬上がりです。船長さんが案内をしてくださったのは、ヒラバエでした。
まずは、エサ作りです。オキアミ3角に対し、集魚材のグレナビを2袋、プレミアムレッドグレを1袋。私のオススメのブレンドです。縦の拡散、帯に優れつつ、クロのタナに対しても幅広く対応してくれるのです♪
タックルはアテンダーⅡの1号ザオを手にし、ウキはスーパーエキスパートのUEの0cです。
朝イチはカサゴ釣りから
クラブの月例会の対象魚はクロですが、朝一番のロックフィッシュ、したくなりますよね。意気揚々と仕掛けを投げると、期待に応えてくれる引き……でしたが、正体は大きなエソでした。少しポイントをかえます。
正面の小さな灯台横の岩場に向けて投げてみると、潜んでいたカサゴが誘われたようです。十分なお刺し身サイズの登場です。その後も、カサゴは多くよく釣れました。サイズのいいのを4匹、お持ち帰りすることにしました♪
フカセ釣りスタート
フカセ釣りをスタートすると、幸先よく本命のクロが釣れましたが、25cmあるなしのサイズ。サラシや流れの中を狙うと、ほんの少しサイズアップをして、28cm。クロの活性は高いものの、コッパサイズが多いせいか、なかなか型を出すことはできません。
この日のパートナーのベテランの永田さんも、颯爽とクロを釣り上げるも、「もう少しサイズを上げていきたいね~」と苦戦されていました。
今度は場所交代をして、港側の方でサオ出しです。ハリスの直結部分にG3、ハリ上50cmのところにG5のガン玉を付けて、深く入れてみました。すると、一気にラインが弾かれて、なかなか止めるタイミングを探し出せずに、魚に優勢モード。魚は目の前の瀬に勢いよく突っ込んでいき、ラインブレイク。何もできないまんま、終わってしまいました。悔しいです。
同じ要領でポイントを少しずらして仕掛けを投入すると、なかなかの引き、タモ入れしたのは30cmのクロでした。やりました。
重量級ヒットもハリ外れ
少ない引き出しを出してみたものの、自分の納得いくサイズにはまだ恵まれず。1匹は良型を引きずり出したいなぁと釣っていると、潮の流れもいい具合いに流れ始めたなと感じました。
「きたっ!」重量感がある引き。思い切ってアワせると、フッと軽くなりました。あ~ぁ。ハリ外れ!ここで落ち込んでいる暇はない。最後になるであろう、次の1投に賭けてみよう。