ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう

ほどけてしまったヘラ竿の「握り糸」を修繕したので、今回はその模様をお届けします。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

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青沼伸晃

ほとんど鮒しか釣りません。釣行用のスクーターが壊れ、大きなバイクに乗り換えたら、砂利道が怖いです。

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淡水の釣り ヘラブナ釣り

手順4:防水

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう塗装(提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

木工用のシーラーとクリアを刷毛で塗り、しみこませて軽く防水します。乾燥したら固く絞ったタオルでこすり、表面の塗装を落とします。

2液性ウレタン等の空気に触れなくても固まる塗料であれば、下地の中までしっかりと固められますが、家が狭く隣の部屋で家族が寝ているので、匂いや刺激の少ない水性塗料を使いました。

完成

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう完成(提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

写真の右の竿は、元々巻いてあった握り糸のままです。左と真ん中が今回補修した竿で、いささか残念な仕上がりとなりました。水に一晩漬けておけば簡単にほどけるので、下地を丁寧に作り直し、糸を細いものに変えようと思います。

握りの材質は色々とありますが、和風の竿には糸が似合うと思います。1本の竿を2通りの長さに使うための袴も作れます。

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう(提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

作業自体は紙と糸を巻くだけで簡単ですから、放っておかずに直しておけば、釣り場で恥ずかしい思いをせずに済んだかもしれません。

<青沼伸晃/TSURINEWSライター>