岐阜県海津市にある朝日池へ、今回は筆者が主宰する釣りクラブのメンバーのりいさんが生まれて初めてのヘラブナ釣りに挑戦した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
投入ごとに上達
まだ釣りは始まったばかり。次のヘラブナを手中に収めたいとエサを打ち込み、目の前のウキを集中して見つめるりいさん。そうこうしているうちにエサ付けや振り込み、アワセのタイミングなどの所作がきれいになってくるのが傍目から見てもよく分かる。
肝心のウキにはモゾモゾとしたヘラブナが寄ってきている動き。そのまま少し待っているとツンと鋭くウキが水面に入るアタリが出る。聞きアワせるような優しいアワセで、またしてもヒットに持ち込んだ。2匹目となればだいぶ落ち着いて取り込みができるようになり、無事タモ入れに成功。
連続ヒットで7匹手中
驚くことに、その後もりいさんはヘラブナを次から次へと追加し、なんと実釣2時間で7匹手にした。初心者ながら独特な趣のあるヘラブナ釣りを心から楽しんだりいさん。次は仕掛けの準備などを自分でできるようになりたいと気合十分だ。
一期一会のヘラブナとの出会いに感謝しつつ、朝日池と長村さんにお礼を申し上げて釣り場を後にした。
今回お世話になった朝日池では、初心者のために貸し出し用のタックルもある。トイレや休憩所などの施設も充実しており、女性や子供も安心して釣りを楽しめるのが特徴だ。ヘラブナ釣りに興味のある人は、ぜひ一度問い合わせてみよう。
<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>