珊瑚礁に浮かぶ宮古島、緊急事態も明け観光客はかなり戻ってきて街も活気が出てきている。今回は友人漁師のお手伝いに遠征した沖縄三大高級魚の一つであるアカマチ釣りをご紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)
「競り」にドキドキ
翌朝は競りに同行し、水揚げしたアカマチはその日一番の大漁であった。前日の水揚げが続々と並び仲買人が品定めしている。
お手伝いとは言え、自分の釣った魚が競り落とされる体験はなかなかできるものではなく、ドキドキしながらやり取りを見守っていた。やはり需要も多くなっているからだろう、良い値でセリ卸されていた。
南国の深海釣りは未開拓
宮古島の複数の漁師と話をしているが、正直500m以上の深海の開拓はあまり行っていないようで、まだまだ未開拓の感がある。本格的な深海の開拓を行えば新たな深海のロマンが生まれるかもしれない。
また、尖閣諸島に何度も漁に出かけている漁師の話では、『あそこはパラダイス』だという。海流が早く4.3ktだったとか、魚は鹿児島で釣れる魚が多いとかその他とても興味あるお話も色々と聞いているが、それより安心して一日も早く往来を自由に出来ることを切に祈りたい。
<前島宣秀/TSURINEWSライター>