近場の山口県・宇部市の「きららビーチ」へショアジギングに行ってきた。期待も準備もせずの釣行にもかかわらず、良型ヒラメを連日手中することとなったのでレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)
想定外のヒラメ75cm
翌日も休みだったので、再び妻に背中を押され渋々出撃。正直マグレでの釣果だけに全く期待せず投げ続けること1時間。
飽きてきて、そろそろ帰ろうか考えながら近くのエギンガーの様子を見ながらシャクっていると根掛かりした…かと思った瞬間にゴンゴンとサオ先を叩く感覚。
前日より明らかに重量感とパワーが違う。エイが掛かったかと再びあきらめモードで巻いてくると、見えた魚に驚愕。
まさかの大ヒラメだ!再び緊張感はマックス。手前のゴロタ石にラインが当たらないように注意しながらロッドでためるも、ヒラメは再び海底に潜ろうと必死に抵抗する。何度か浮いたり潜ったりを繰り返し、ようやくランディングに成功したのは、船でもなかなかお目に掛かれない75cm 4.2kgの大型ヒラメ。近くのエギンガーも興奮気味に話しかけてくれ、記念撮影をお願いした。
またまた何の期待も準備もせずに来たので、ビニール袋に突っ込み即帰宅。
連日の釣果に家族もびっくり。正直あんな時間にあんな場所で釣れたのは自分としても「青天の霹靂(へきれき)」。そうそうあることではないと思うが、意外なところに意外な魚が潜んでいるものだ。これだから釣りは止められない。
<週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之/TSURINEWS編>
きららビーチ