10月20日、東京都武蔵村山市にある野山北公園に釣行した。今回はつり池(大)でウキ釣りのコイ狙い。『コイの巡回ルート狙い』が見事にハマり、2尾の本命に恵まれて嬉しい釣りとなった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
野山北公園
野山北公園は狭山丘陵に面している自然公園で、フィールドアスレチック、運動場、遊具もあり、丘陵散策もできて付近に温泉(カタクリの湯)もあり、家族連れにも人気の公園だ。休日は人も多く公園の奥にはつり池があり楽しめる公園である。
ちなみにつり池は大小があり、大小ともにヘラブナ、マブナ、コイ、クチボソと釣れてくれ、それ以外にはザリガニやエビも釣れる。
ただし、同地にもルールがあり『リールザオの使用禁止、最下流にある釣り禁止区域で釣りしない』など注意が必要だ。どこの釣り場においても必ずルールがあるので、分からないことは常駐されている公園管理人の方に聞いてみるものいいだろう。
コイ釣りタックル
12尺のべザオにカーボナイロン3号のミチイトをサオいっぱいに結び、棒ウキをゴム管止めしたら、ハリなしのらせんに尼スレ10号を付けて、オモリは板オモリでタナはベタ底に調整する。
エサは寄せで鯉のぼりとみどり、食わせは食わせコーンとサナギを用意した。
開始1時間で1尾目
14時前に現地到着して、同地では久しぶりのコイ釣りである。つり池に到着すると常連のヘラ師の方々とクチボソ釣りの方々が楽しまれていた。私はコイの巡回ルートであるポイントへと釣り座を構えて準備した。
準備を済ませ14時から釣り開始。しばらくはジャミと思われるウキの動きのみであったが、1時間ほどすると前兆なしで突如ウキが消し込んだ。すかさずアワせると掛かり、間違いなく本命と認識。引きを楽しんで危なげなく御用だ。サイズを測ると35cmであるがキレイなコイが釣れて嬉しい。
その後は沈黙
巡回ルートを攻めているとはいえ限られたエリアなので、やはり1尾釣るとそれなりに警戒するようだ。ヤル気のあるコイは見当たらず気配を消しつつも移動しているのだろう。別の巡回ルートをあたるもなかなかうまくは行かないものだが、諦めない心も肝心だ。
夕マヅメに沈黙が破られる
時計を見ると16時25分である。再度元の巡回ルートを攻めると、らしきサワリ。久しぶりのアタリだったが、アワせるとカメである。
それから3投目に仕掛けを入れた直後、ド派手なウキの動きが発生し、それに反応するとサオは満月となり、大物確定な重さがサオに伝わる。
5分ほどのやり取りで71cm
掛けると下流に強引に走り、なんとかくい止めて耐える。お互い引かずの攻防で上流側に引くが、なかなか姿を現さない。素晴らしいパワーに感心しつつも再度走られてを繰り返す。
数分ほど経つと巨体が現れ空気を数回吸わせて御用となった。
キレイかつ立派な魚体に満足してサイズを測り、写真を撮り、釣れてくれたことに感謝してすぐさまリリースした。
コイのウキ釣りは掛けるまでが大変であるが、掛けた後は時間を忘れさせてくれるやりとりが最高である。今後は時間がある時に釣り場を探しつつ、末永く挑戦していきたい釣りにしたい。