冬のシーズンがすぐそこにきている。これから熱くなってくるのはやはり青物だ。今回は北九州市で手巻きリールのジギングタックル流用での落とし込み釣りに挑戦してきたので、リポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
青物ダブルヒット
底付近で待っていると一気に引っ手繰られるアタリが出た。長い死闘の末上がってきたのはまさかのハンマーヘッドシャーク。1m超えの大物だがヒラマサだと思っていただけにガックリ。
仕掛けもやられてしまった。落とし込み釣りでは何が掛かるかわからないので、予備の仕掛けはなるべくたくさんあった方がいい。すぐに仕掛けをつけかえて再投入。後ろの同船者とダブルヒット!
ジグにはカスリもしなかったのに……魚はいるのに食わせられない、いや、食わせる技術が足りないのだろう。
その後はさらに追加を目論むがエソや根掛かりで仕掛けをロストしていき弾切れ。ハリスがヨレていると格段にベイトの付きが落ちるので仕掛けは14、16、18号を各2枚ずつ持っておいた方がいいだろう。
手巻きなら二刀流も
当日は3人での出船だったが釣果としてはまずまず。自分はブリ、キジハタをキャッチするも中盤に仕掛け切れを起こしてしまったため数を伸ばせず、その後はメタルジグで釣りを続行していたが二刀流は叶わなかった。
手巻きでの落とし込み釣りではベイトの反応をより繊細にとらえ、魚とのファイトを十分に堪能できる。釣り本来の魚が掛かってリールを巻くという部分をしっかり楽しめるのが魅力だ。
ジギンガーなら二刀流もできるのが嬉しいところ。ぜひ一度挑戦してみて欲しい。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>