全面解禁したヒラメを狙って外房大原港の大吉丸から釣行。今ひとつ食いは渋かったが、常連はしっかりと本命をキャッチしていたので、その模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・坂本康年)
常連客が土産ゲット
石橋さんのとなりに入った市川さんもそんな1人。朝イチのイワシ配りに積極的に手を貸して、タモ捕りも参加。船上は常連も初めての人も和気あいあいの和やかムードだ。
左舷トモの千田さん(三郷市)は、市川さんと同行するうちに常連グループに仲間入り。ヒラメもそうだが「オニカサゴが大好き」と言う。
この日はヒラメが不発も良型マハタや大型キントキをゲット。年中来る人は最後には必ず帳尻合わせで土産確保となるようだ。
本命連発の乗船者も
左舷ミヨシの石垣さんも「同宿にしか来ない」と言う30年来の常連。千田さん同様にオニカサゴ大好きらしいが今の時期はヒラメ。前半は少し苦戦したが、9時すぎに連発して気をはいた。
私と同行した岡部さんは、普段は磯釣りが主体だが「たまには船釣りを」ということで乗船。朝方の約1時間でカサゴとマハタにヒラメ2尾をゲット。少し小さめだったが気分爽快だったようだ。
晩秋から厳寒期が本番
ヒラメは始まったばかりで、晩秋から厳寒期にかけてが大原の本領発揮。自己記録更新を目指して望んでほしい。
なお、同船では同魚のほか、オニカサゴやテンヤマダイにも出船する。最近はマダイが数上がっており、浅場で初心者には絶好のターゲットだ。オニカサゴはマニアックなファンにとってたまらない釣り。深場の「超」が付く高級魚を狙えるとあって、グルメにはたまらない魅力だ。
<週刊つりニュース関東版APC・坂本康年/TSURINEWS編>