大分県杵築市から出船しているsoyamaruで夜焚きのイカメタルゲームへ行ってきました。イカメタル専用タックルvs流用タックルで釣果の差がどれだけ出るのか競ってみました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮部愛美)
イカメタルの誘い方
各地で人気のイカメタルゲーム。キホンの誘い方は難しいことはありません。船長の指示ダナまで仕掛けを落とし、アクションを入れステイさせてアタリが出るのを待つ。アタリがあれば素早くアワセを入れ、アタリがなければまたアクションを入れてステイさせてを繰り返します。
イカはスッテの姿勢が水平の時に抱きやすいようなので、スッテの姿勢をイメージしながら誘い、ステイの間をおいてみる。イカメタルゲームではタナが最も重要で、イカのいるタナがよく変化するのでカウンター付きリールが便利。周りの人とどのタナで釣れたのか情報交換をすると釣果アップにつながるようです。
今回使用したタックル
今回は、専用タックルと流用タックルの釣り比べも大きな目的の一つ。使用するのは以下タックルです。
専用タックル:掛け調子のロッド(sephiaBB B66M-s)
流用タックル:スタンダードなタイラバロッド(紅牙x69-HB)、先調子8:2のカワハギロッド(KAWAKAGI BB)の2種類を使用。
両者ともカウンター付きベイトリールを使用。
タイラバロッドを流用
船長の指示ダナまで仕掛けを落とし、基本的な誘い、ステイを繰り返し最初にヒットしたのはタイラバロッド使用の筆者。最初のヒットはアタリがイマイチわからず誘いの途中で釣れていた感覚。その後すぐに専用タックルにもヒットするが、同じくアタリがイマイチわからないと悪戦苦闘していました。
タイラバロッドの欠点
大きくシャクってテンションフォール。この誘いで釣れたのは専用タックル。テンションをかけたままサオをゆっくりと下げていくと、フワッとするアタリが一瞬出るのでイカメタル専用タックルではアタリがとりやすいようです。
ほかにも2、3回シャクってテンションをかけたままフォールさせたり、サオ先を細かくシェイクさせてステイを入れたりと、色々な方法で誘いを入れてみましたが、テンションフォールでの誘い方はタイラバロッドではアタリをとることができませんでした。
また、ステイしている時に出るアタリはタイラバロッドでもアタリをとることができましたが、ベリー(サオの中間部分)が軟らかめでアワせても乗らないことがよくありました。
カワハギロッドを流用
前半は専用ロッドの方が倍の数を釣り上げていて数もサイズも専用タックルが優位に立っていました。タイラバロッドではイマイチ乗せることができず、カワハギロッドへ変更。
カワハギロッド使用ではアクションが入れやすくアタリがとりやすかったです。しかし、ロッドが硬めなため、イカを乗せてからの巻き上げが重く大変でした。
また、今まで同様のアワセを入れるとゲソのみが上がってくることが多々あったので、硬い竿を使う際はアワセをソフトに入れた方がいいようです。