静岡県西伊豆・小下田の沖磯にイシダイを狙って出かけた。当日は飛島でサオを出し、2人でイシガキダイ13尾ほかの釣果。一時は入れ食いが楽しめた釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)
沖磯で石物釣り
9月25日(土)、静岡県西伊豆・小下田の沖磯に、釣り仲間の加藤さんと渡船を利用してイシダイを狙って出かけた。
秋磯シーズンの週末でナギの好条件もあり、宇久須港には大勢の釣り人が集まって、上磯と下磯に分かれ2便出しの盛況ぶり。
5時半すぎに出港。磯に向かう途中、船長に状況を聞くと、「先月下旬には、6kg超えイシダイ、つい先日も3kgが上がったよ。まだ水温が26度と高いので、イシガキダイが多いかなぁ……」とのこと。
一級磯・飛島に渡礁
各磯に釣り人を下ろしていくなか、上磯では一級磯の飛島に渡礁することができた。加藤さんは、沖向き左側の一段低くなったところからライト仕掛けで狙う。私は、ノーマルタックルで沖向きの中央辺りに入る。このポイントは、過去に7.2kgの本イシが上がった場所で、自己記録更新に期待。
エサはオニヤドカリとサザエを使用。魚を寄せるため、ウニガラをまきながら、竿下狙いで攻めていくと、寄せエサが効いてきたのか、7時半をすぎたころから徐々に石物特有のカンカンと叩くようなアタリが出始める。
イシガキダイほか入れ食い
すると、加藤さんが立て続けにイシガキダイをヒット。私の竿はなかなか食い込まないため、ハリのサイズを落とした途端、竿が絞り込まれる。すかさずアワせるとフッキング。小気味いい鋭角的な引きを味わいながら1kg級同魚。
潮は斜め右側から私たちの足元にぶつけてきていい感じ。コマセ効果もあって、11時までほぼ入れ食い状態。