よく釣れるかわりに結構高いタングステンジグヘッド、自作できるって知っていました?今回はバラバリとタングステンビーズを使った自作方法を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
タングステンジグヘッド
近年のアジングで注目されているタングステンジグヘッド。まず、タングステンとはどのようなものなのか?を紹介したい。
タングステンはスウェーデン語の「重い石」という意味の金属で、融点は鉄の倍以上、硬度はダイヤモンドに次ぐ硬さであり、普通のジグヘッドに使われている鉛と比べて約1.7倍も重い金属である。タングステンジグヘッドは鉛のかわりにこれを用いたジグヘッドであり、鉛より小さなサイズで同じ重さの働きをすることができる金属である。
自作のメリット
このタングステンジグヘッドは簡単に自作することができる。まずは自作のメリットを紹介したい。
釣った満足感アップ
市販されているもので釣ることより、オリジナルのものは製品にない自分で作ったもので釣ったという満足感が詰まっており、魚に直接掛かる部分であるがゆえに釣れた時の特別感は計り知れない。
コストが抑えられる
タングステンジグヘッドは釣具の各メーカーからも数種類販売されている。市販品がある中で自作するメリットとは満足感以外に何か。ズバリそのコストの安さである。筆者の本業はサラリーマンであり、恥ずかしながら釣具にお金を掛け過ぎることはできない。自作することでそのコストを少しでも下げて釣りを楽しむことに力を注いでいる。
市販品の価格
次の表-1は代表的メーカー3社のタングステンジグヘッドの価格と1個あたりの値段を比較したものである。
1個あたりの価格はおおよそ150円前後であり、ジグヘッド1個がコンビニのペットボトルジュース1本購入できる程度の価格となっている。