静岡県西伊豆の宇久須港から、釣果情報のないハタ釣りに初心者同行で出かけてみた。はたしてハタは釣れるのか?当日の模様をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)
インチクに良型アカハタ
まず、60gのインチク、10号のテンヤで開始、10mラインからドテラで流す。しかしエサ取りも居ないのかエサがそのまま回収されてくる。水温は表層を手で触ると……暖かい。確実に20度以上の水温である。10m付近から15mと探ると、1番最初にテンヤに小型だがヒット。初めてのロック、初アカハタ、初ボートと初めて尽くしで歓喜!満面の笑み。
インチクもカラーをかえ重さも80gを使用し縦の誘いで船の流れに合わせて誘うと、「ゴン、グググ~」と反転し根に戻ろうとする引き込み。間髪入れずアワせて根から離す。上がってきたアカハタは良型。
インチクでもOKということが判明した瞬間だ。エサを付けることもなく手返しのいいこのルアーにこれからも期待大となった瞬間だ。
テンヤでも良型
20mラインに差し掛かるとテンヤのサオに鋭いアタリが。ドラグも絞めていたが勢いよく曲がったサオは「ピタ!」と止まる。根に潜られた。
船をいろいろな方向にして根から離そうとしたところ、我慢できなくなったアカハタが動いた。間髪入れず根から離し見事に良型ゲット。少しキャストして底を取って、誘いながら引いてもよしといった具合にいい釣果を出してくれた。
最終釣果
今回は午後からの釣行、雨というコンデションだが風も穏やか、水温は23度とこの時期としたら高水温ではなかろうか。
20数匹釣り良型のみ確保、いい釣行となった。まだまだ、良型は浅めの水深に居そうだ。新たな場所で、対象魚をかえて釣行したいと思う。
確保したアカハタは煮つけと刺身でおいしく頂きました。
<野中功二/TSURINEWSライター>
宇久須港