初挑戦の『ライブベイト』船でカツオ&キメジ レンタルタックルで手中

初挑戦の『ライブベイト』船でカツオ&キメジ レンタルタックルで手中

夏の相模湾を賑わせるのが、キハダマグロにカツオ。毎年多くの釣り人がこの夏のスプリンターに挑戦する。7月31日に釣友2人と初挑戦となるライブベイトで挑んだ。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)

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はじめまして。釣りの守備範囲は金魚から大型青物まで!大学では海洋生物を専攻していたので多角的な分析もしたいと思います。

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船釣り エサ釣り

待望のビッグヒット

その後はたびたびカツオの群れに遭遇し、そしてついに投げエサに食いつく群れが出現。船の真横でボイルを起こすカツオに向かって、ワッと釣り人も仕掛けを投入。

釣友2人にあっという間にヒット!やばいやばいと焦りを感じたところでベールフリーのリールから糸がバラバラと勢いよく放出し待望のヒット。カツオの群れなので少し走らせて、ベールを返すと同時にアワセを入れる。上手くハリ掛かりしたようでサオが絞り込まれる。

レンタルタックルということでどこか慎重になってしまい、ドラグをやや甘めにしていたのはあるが、それを差し引いてもドラグから遠慮なく糸を引き摺り出し船の下に向けて突っ走るカツオ。

たまらず海中にサオ先を突っ込み船底と擦れるのを防ごうとするも、ゴリゴリと嫌な感触が伝わる。まずいなぁと思いながらスプールを手で押さえて強引に魚を止めると、魚が進路を下に変えたようで安心して反撃開始。

良型カツオぶっこ抜き

あとはひたすら魚を寄せるだけだが、オマツリしないように多少強引でも手早く巻き込まないといけない。これはコマセ釣りでも同じだろう。

横方向に走るカツオをいなしながら魚影が見えるのを今か今かと我慢できず海面を覗き込む。船釣りで私が1番好きな瞬間だ。ギラギラと輝く魚影が見え、手元で暴れさせないために空気を吸わせ、ハリ掛かりしてる場所を確認し勝利を確信しながら一気にぶっこ抜き。

サイズもなかなかだが、体高も充分なグッドコンディションのカツオだ!すでにお昼も回ってしまったチャンスの少ない日に獲れた貴重な1匹だ!

釣友にはキメジ

釣友は1人がバラしてしまったが、1人がキメジを釣り上げた。何人かの釣り人が魚の引きを楽しんでいる間に1度離れた群れが再び寄ってきたようで、海面を見ると弾丸のようにカツオが水面直下を走っている。

初挑戦の『ライブベイト』船でカツオ&キメジ レンタルタックルで手中釣友にはキメジがヒット(提供:TSURINEWSライター永井航)

写真撮影もそこそこに、再び仕掛けを投入するとすぐにヒット。入れ食いだ。先ほどのカツオと比べると小型だが、少しやり取りしたところでバレてしまった。おそらくアワセのタイミングが早く、ハリの掛かり所が良くなかったようだ。貴重なチャンスなだけに悔しいバラシとなってしまった。

その後もナブラ探しが続くが、釣れ盛るような場面はなく1人か2人だけ釣れたのが一瞬あったのみで帰港となってしまった。

最終釣果

当日はどこの船もなかなか魚を見つけられなかったようで、僚船は船中0、私たちが乗った船も0〜2という釣果だった。

貴重なチャンスをいかに釣果に繋げるかという日に、1匹バラすという痛恨のミスをしてしまったが、グッドコンディションのカツオを仕留められて良かったといえるだろう。釣友はキメジが1匹と釣果なしという結果だった。

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