北茨城~小名浜の船で小メヌケが好調との情報をキャッチ。早速出かけてきました。流す度にアタリがあり、13人を乗せた第15隆栄丸にてサオ頭を獲得した一日をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
メヌケ釣りの仕掛け
仕掛けはハリがネムリムツ16号、ミキイト10号60cm、ハリス6号30cm、捨てイト60cm前後が基本で、船宿ルールはハリ数8本以下。小メヌケは食い渋り時に細ハリス(3~4号)が有利とのことですが、先にも書いた通り良型の本命やゲストが掛かることもあるので、ここはどちらを取るか各自天秤にかけてください。因みに私は細ハリス使わない派です。
メヌケ用の仕掛けは6本バリ仕様を5つ自作してきました。船宿ルールでは8本バリまでとなっていますが、小メヌケ(マダラも)は9割方下3つのハリにしか食ってこないですし、オモリ引きずると高確率で根掛りするポイントなのでアタった後のイト送りも厳禁(※オモリロスト覚悟でイト送りしたい場合は船長に確認のこと)。
個人的には6本バリでも多いくらい。慣れていなければハリ数は4本くらいでも十分だと思います。
また、オキメバルは活性高ければエサなしのフラッシャーでも食ってくるので、一応何組か持ち込んでおくと便利かもしれません。
メヌケ釣りのエサ
エサは出船前にホタルイカが700円で購入できるので、準備していなければこれを1つ購入するといいでしょう。それ以外のエサは各自持ち込むことになるので、身エサ定番のサバタンくらいは準備しておきたいところ。また、船にはまな板がついているので、包丁を持ち込んで釣ったサバをエサにすることも可能です。
メヌケの釣り方
船(北茨城、小名浜周辺)によって釣り方にかなりの違いがありますが、第15隆栄丸のスタイルを書いていきます。
投入は1流し1回で大トモから順番に投入していくスタイル。準備が間に合わない場合は1回休みになってしまうので注意。
投入後、リールのカウンターが水深近くになってきたらサオ先に注目し、着底したらすかさずイトふけとり底を切る。少し底を切ったら微調整していき、オモリが底スレスレ、たまにトンとなるようセット。後は船長が「駆け上がります、根掛り注意して」等の注意喚起に従ってリールを操作しながらアタリを待ちましょう。
アタリは小メヌケといえども「ガクガクッ」と明確に出るので、少し(2~3分?)追い食いを待って巻き上げます。因みに巻き上げのタイミングは自由。アタってすぐに巻き上げてしまうと他の針がもったいないですし、船長から「我慢してもっと待たないとダメだっぺよ」と指導が入ることも。サオの硬さにもよりますが、できるだけはやる気持ちを抑える修行をしましょう。
因みにグングンと大きくアタッた場合は別。サバがたくさん食ってしまったら大惨事になりますし、良型マダラやメダイなどの可能性もあります。
また、夏場はサメが表層にいることがあります。大抵船長が注意喚起してくれるので、この場合はリールのカウンターが30m切った所でドラグ締めて高速巻きにて対応しましょう。