6月8日、熊本県天草市・鬼池港から出船する本格的なタイラバ船ルスプラージャに会社の仲間と乗船。マダイにアコウを仕留めた釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
ルスプラージャでタイラバ
午前4時30分に港に着いて5時には港を出たが、すぐにルスプラージャの宮崎船長が不安な顔。どうやらここ最近の大雨で流木やゴミがまだ海面を漂い、走行の邪魔になるのと水潮の可能性があるとのこと。
ゴミの山を抜け、一気に長崎近くまで船を走らせ第一ポイント到着。船が安定し釣り開始。
まずはタイジグ80gからスタートするが…「あら?真下から上がってきてるな」すぐに回収し10mほどキャスト、着底し斜めに引いてくるが「あら?やっぱり圧がない…」
重すぎると判断し、自作タイラバの40gにチェンジ。水深は40mだが「簡単に着底した」これまたすぐに回収。
キャスティングでマダイ
スピニングタックル最大のメリット、キャスティングを用いて30m先にキャスト。「着くやん(笑)」だが、これで角度がつき斜めに引いてくると「ゴッゴッゴン!」「食った~」ゆっくり丁寧に巻き上げ捕獲したのは40cmクラスのマダイ。
次を狙おうとするが後が続かず富岡方面へ。だが、ここでも船長を含め誰にもアタリがない原因は水潮。ここの海域は雨が降り、水潮になるとなかなか水潮が抜けきらず魚が渋るとのこと。
アコウがラッシュ
次のポイントは、何隻も船が沈んでいる魚礁周り。水深は70m。ここでも80gのジグでは重すぎるため、タイラバの50gを使う。
底を取って巻いてくると「グッグッグ」「アコウだな」そこから同僚らもアコウラッシュに入り、落とせば良型40cm超えのアコウ。
その後は魚礁周りを攻め帰港。今回は根魚に助けてもらったが、先日の雨が降る前は7kg台のブリと70cm超えのマダイが同船で上がったようだ。
船長からのアドバイス
なお、船長お勧めのラインシステムはPEライン1~1.2号、リーダー5号、タイラバ80~120g(オレンジ、ブラック、グリーン)。また、タイジグは60~80g。カラーはグリーンゴールドとアカキンに実績ありとのこと。
最近はタイジグが良かったりタイラバが良かったりとムラがあるみたいなので、タイラバ・タイジグの両方を持って行った方がいいと思う。
<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>