エギングファンが集う釣りクラブ「餌木酔(えぎより)」の、第1回大会が北九州市若松区を中心に開催されたのでレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・園義行)
第1回「餌木酔(えぎより)」大会開催
今年の1月11日に結成した田口さんを中心とする、エギングファンが集う釣りクラブ「餌木酔」の記念すべき第1回大会が5月上旬に開催された。
午前3時より、北九州市若松区の響灘緑地2号公園に設けられた会場で受け付けを済ませ、参加メンバーたちは響灘の西波止、東波止、避難港、長距離では宗像市地島へと別れた。
避難港でアオリイカ勝負
今回、私は副会長の鬼塚さん、岩尾さん、田仲さん親子、会長の息子さんの祐成さん、大前さん、中岡さんの8人で避難港に上がることになった。
明るくなり始めたころから、ポイントBの先端沖向きに夜光タイプのエギ3.5号をキャストして釣り開始。2投目、ロッドをシャクりながらフォールしていると、中間くらいのところでヒット!しかし、リールのドラグ音も鳴らずロッドを叩く引きに「魚かな?」と疑った瞬間、フックアウトのバラシ。その少し前に祐成さんもバラシがあったとのことで、ここから長い沈黙が続いた。
1.3kgのアオリイカキャッチ
一方、ポイントAの先端で大会第1号のアオリイカ(0.2kg)を釣り上げたのは、田仲さんの息子さんの凌也さんだった。
その後、祐成さんがポイントAに入り今大会1位となる1.3kgのアオリイカを手中にした。
また、ポイントを船着き場の反対向きに目をつけてキャストしていた中岡さんが1.08kgのアオリイカを釣り上げていた。私は涙を呑む結果に終わった。
当日の一週間前あたりから1kg級のアオリイカが上がり始めた響灘一帯ではあるが、まだ本番ちょっと前という感じがした。当日は、西の風が強くアタリも取りづらい状況で全員安打とはいかなかったものの、この結果は素晴らしいものであると思った。
会場に戻りクラブメンバーで1時間の清掃活動をした後、表彰式と楽しい抽選会に会場が沸き、大会を終了した。