釣り人的『食品ロス』削減レシピ:白身魚のすり身揚げ

釣り人的『食品ロス』削減レシピ:白身魚のすり身揚げ

魚のすり身揚げは、おかずによし、つまみによし、弁当によし、冷めてもよし、保存もよし、おまけに食品ロスも低減できる黄金レシピです。筆者が五島列島で食べたすり身揚げの再現レシピをご紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

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宮崎逝之介

メインフィールドはオフショア。魚を求めて各地の海に足を運んでます。 ブログ『信州海釣り班 tsuritabel』管理人。ぜひブログ・インスタものぞいてみてください。

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すり身揚げの作り方

では、いよいよ作り方を解説します。

1、すり身揚げに必要な分量のマダイの身を切り取り、皮を引いてぶつ切りにしザル付バットなどに並べ両面に塩を強めに振り20分以上常温に置き浸み出て来た水分をキッチンペーパーや清潔な布巾で拭き取る。
Point:水分が多いとすり身がゆるくなり成形しづらくなるのでなるべく水分を少なくします。

2、木綿豆腐もザルやキッチンペーパーなどで水分をなるべく吸い取る。

3、マダイの身をフードプロセッサーですり身にする。
Point:フードプロセッサーがない場合はみじん切りにした魚の身をすり鉢ですり身にしてください。

釣り人的『食品ロス』削減レシピ:白身魚のすり身揚げフードプロセッサーですり身に(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

4、木綿豆腐と卵とすべての調味料も投入し再度フードプロセッサーを回してすり身を作る。
Point:豆腐を入れるとやわらかい食感に仕上がります。

5、すり身に粘り気が出てきたら、ボウルに移してみじん切りにしたネギを混ぜる。
Point:生食NGの材料は一切入ってませんので、この時点で一度味見をして調味料で味を調整します。

釣り人的『食品ロス』削減レシピ:白身魚のすり身揚げ揚げる前に味見しよう(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

6、揚げ油を160度に熱し、すり身を食べやすい大きさにして投入する。片面2分間揚げたら、すり身の上下を返してさらに2分間揚げこんがりと褐色になったら出来上がりです。
Point:すり身揚げの形状は球状でも四角でも小判型でも好きな形でOKです。

釣り人的『食品ロス』削減レシピ:白身魚のすり身揚げ片面2分間揚げる(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

出来上がったすり身揚げは大きめの器に、カットレモン、ミニトマト、大葉などと一緒に盛り付けると見た目にもいい感じになりますよ。食べ方はそのまま調味料をつけずに食べてもいいですし、わさび醤油やしょうが醤油やマヨネーズをつけていただくのもおいしいいですよ。冷蔵保存したものをいただくときはオーブントースターなどで軽く炙るとできたてと同じようにおいしくいただけます。温めずに冷たいままでもイケます。

釣り人的『食品ロス』削減レシピ:白身魚のすり身揚げマダイのすり身揚げ完成(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

マダイでなくてもOK

今回はマダイをすり身揚げにしましたが、白身系の魚を中心にどんな魚でも大丈夫です。中途半端に余った魚をミックスしてもOKです。刺し身や焼き魚など違い、切り身の見た目の美しさなどにこだわる必要がないので包丁さばきのスキルも不要です。

また、にんじんやタマネギやゴボウなどの野菜をみじん切りにしてすり身と混ぜ合わせれば食味、食感のバリエーションも広がります。

一度慣れれば作りやすいメニューですよ。

せっかく釣ってキープした魚はできるだけおいしくいただきましょう。

<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>