船釣り必須アイテム『魚群探知機』の仕組み 発祥は70年前の長崎?

船釣り必須アイテム『魚群探知機』の仕組み 発祥は70年前の長崎?

今回は船釣りの必須アイテム「魚探」の発祥や仕組みについて紹介します。

(アイキャッチ画像提供:PhhotoAC)

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船釣り エサ釣り

魚探にはアワが大敵?

現在の魚探はアワが大敵と言われています。

船底から発射された超音波は、海底に向かって真直ぐ進んで行きますが、その途中でアワの層などにぶつかるとそこから下方へは進むことができなくなってしまいます。

水中にアワの塊なんてできるの?と思うかもしれませんが、そんなに深い場所ではなく、他の船が通った後にできるアワや、自分の船がバックする時にできるアワがその代表でしょう。

ソナーは非常に繊細なため、ごくわずかなアワの塊でもうまく機能しなくなってしまうのです。

船釣りにマストなアイテム

ちょっと前までは、上での書いたように魚探映像は赤や青で表示されて今いたが、今ではより身近な存在となるよう画面表示もサカナのマークだったり、品質の高いものだとサカナの大きさまで表示してくれるものもあるようです。

この先もドンドン技術が進歩すれば、いつしか本当に開発当時に思い描かれた「海の中を見る」ことが出来るようになるかもしれませんね。

<近藤 俊/サカナ研究所>