全国各地にいる鯉は、釣り未経験者でも楽しめる身近な好ターゲットだ。今回は神奈川の不動川で鯉をパンで狙う「パン鯉」を楽しんだ様子をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)
最終釣果
我々は下流でリリースすることで一部反応の悪い鯉もいたが、入れ食いに近い状態を維持でき、私も80オーバーはあるであろう良型の鯉を釣り上げることもでき、鯉釣りを楽しめた。友人にいたっては鮮やかな朱色の色鯉も釣り上げた。
実釣30分強だったがお互い4匹程の鯉を釣り上げた所で雨が降ってきたので納竿とした。
低活性時の対応策
鯉は大概、始めてすぐは無警戒に釣ることができるが、稀に活性そのものが低い場合がある。そんな時はイカを使った有名駄菓子(よっ◯◯んイカ)をパンと一緒にハリにつけたり、まきエサとして使うのが有効だ。
また、小麦と水、そこに砕いたドッグフードやキャットフードを混ぜ混むだけの即席練り餌は特効と呼んでも差し支えないくらい効果抜群だ。この練り餌にナマズや亀が寄ってくることもある。
ナマズはいいが亀は釣ってしまうと首を引っ込めてハリ針が外せなくて苦労する。ちなみに噛まれたらミドリガメでも数日は痛い思いをするだろう。スッポンは指の骨折覚悟になるため万が一釣ってしまったらハリスを切るのも視野に入れよう。
身近な大物釣り「パン鯉」
身近でどこにでもいる鯉。未経験者でも楽しめるが釣りあげるとインパクト抜群の大型個体が釣れることもよくあるというのも魅力だろう。基本は食パンで済むが、コンビニにあるものでも釣りエサとして代用できる物が沢山ある。自作練りエサなどでやってみるのもおもろいはずだ。こんなものでも鯉が釣れたという意外性もパン鯉では楽しんでほしい。
<永井航/TSURINEWSライター>