青物など大型魚を釣り上げたら絶対チャレンジしていただきたいのが、カブト焼き。食卓でのインパクト抜群だ。解体は力仕事で大変だけど調理はチョーカンタン!しかも絶品!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
カブト焼きのレシピ
ではカブト焼きの調理手順を紹介します。まずは材料を確認しましょう。
材料
・ヒラマサなどの大型魚
・料理酒 適量
・粗塩 適量
・黒胡椒 少々
手順
1、魚のアタマの両面に酒を振る
Point:酒はスプレーボトルに入れておくと使いやすいです
2、魚のアタマの両面に粗塩をやや強めに擦り込み30分ほどザルなどに置き、浮き出た水分をキッチンペーパーなどでふき取り、両面に黒胡椒を振る。
Point:新鮮な魚のカブトをきれいに水洗いし酒を振り粗塩を振ってドリップを出してふき取る作業をすることで、だいぶ生臭さがなくなります。
3、魚焼きグリルを3分ほど強火で予熱し、予熱後強火で約10分ヒラマサのカブトを焼く
Point1:筆者の場合は両面焼きタイプの魚焼きグリルです。焼き時間はグリルや魚の頭の大きさで加減してください。片面焼きタイプグリルの場合は先に皮目から焼き途中で裏返してください。
Point2:魚の頭が大きすぎて魚焼きグリルに入りきらないときは、カマの部位と顔の部位を分けて焼くなど工夫しましょう。
Point3:皮側は黒焦げになるまで焼いたほうが中まで火が入ります。皮は基本食べません。身側は焦がさないように注意しましょう。
4、皮側が黒焦げになり、身側がこんがりきつね色に焼けたら完成です。レモン、大根おろしなどを添え、調味料は醤油、ポン酢、柚子胡椒などお好みでご賞味ください。
青物以外でも実践可能
ブリなどのカマはときどきスーパーマーケットでも販売されていますが、顔つきのカブト焼きは釣り人ならではの特権といえるでしょう。ホホ肉やエラ肉はとくに美味です。筆者はヒラマサ、ブリ、カンパチなどの青物以外でも真鯛やハタ類などもカブト焼きにして楽しんでいます。大型魚の頭を捌くのはちょっと大変ですが、捨てちゃうのはもったいないので、ぜひカブト焼きにチャレンジしていただきたいと思います。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>