ブラックバスはその人気ゆえに釣ることが年々難しくなってきており、フィールド毎の攻略法を知っていないと全く釣れないこともある。今回はフィールド毎の攻略法を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター古川竜也)
バスフィッシングとは
ブラックバスは1925年に初めて芦ノ湖に放流され、その後バスフィッシングブームとともに各地のフィールドへ生息地を広げていった。バスフィッシングブームは衰えることなく、現在もとても人気なルアーフィッシングターゲットとなっている。
現在ブラックバスが生息しているフィールドは、湖沼や河川、野池、水路など様々である。しかしフィールドによってメインベイトや水深、水質などが違うため、フィールド毎の特徴を理解しておくことが重要である。
では、小さな野池や水路といった小規模フィールド、野池や河川などに代表される中規模フィールド、湖や大河川といった大規模フィールドに分けて、その特徴と押さえておきたい基本の釣り方を紹介する。
小規模フィールド
小規模フィールドに該当するのは小規模野池や水路など。これらのフィールドは水深は比較的浅く、バスの目の前にルアーを届けやすい特徴がある。バスの目の前にたくさんルアーを通すことができる反面、ルアーをたくさん見ていることになるので、バスがスレているフィールドが多い。
そのため、使用するルアーはライトリグやスモールプラグを軸に攻めていくといい。このようなルアーは比較的バスにプレッシャーを与えずにアプローチすることができ、食わせ能力が高い。着水音を抑えて丁寧に攻めてみよう。
中規模フィールド
中規模フィールドに該当するのは野池や河川だろう。これらのフィールドはシャローとディープが混在し、1つのフィールドの中でも様々なシチュエーションがある。
そのため、フィールドの状況やバスのスレ具合などで小規模フィールドと大規模フィールドの攻め方を使い分けなければならない。比較的シャローにいるスレているバスにアプローチするときはライトリグ、風が吹いてきたり、マヅメ時には巻物でサーチするといった感じである。