シリーズ2回目となる今回は、必要な道具のお話をしたい。まずは本記事を参考に、最低限必要だと思うものを揃えて海に出てみていただき、自分のスタイルに合わせて追加していけばいいと思う。
ゼロから始めるカヤックフィッシング :魅力と「最初の一艇」の選び方
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターNoni)
釣りに必要なモノ
続いて釣りに必要な物を紹介。陸っぱりや船とは勝手が違う部分もあるので、参考にしていただきたい。
タックル
ロッドとリール。潮水をかぶるのは当たり前で、最悪の場合は海に献上してしまうこともあるので、個人的には高価なタックルというよりもコスパの良いものを選ぶべきと考えている。また、最初はそんなにたくさんの釣りができないと思うので、1~2本のロッドで始めよう。
根掛かりした時のトラブルを避けるため、ラインのセッティングは過剰に太くしない方が望ましい。NoniはPE1号程度にリーダーはフロロ2.5~3号程度にしている。カヤック上でノットを組むのも沈のリスクが高いので、フロロから切れてくれるようにセッティングするのも◎。
仕掛け
ターゲットにより異なるが、エサ釣りよりもルアーフィッシングの方がお手軽。エサの付けかえなどで船酔いすることもある。スナップで簡単に交換できるルアーから始めるのがオススメ。
ランディングネット
座っている位置がほぼ水面なので柄の長い物は不要。全長60cm程度のものを選ぼう。
フィッシュグリップ&プライヤー
カヤックフィッシングでは原動力がパドリングなため、手を怪我することは絶対に避けたい。座ったままの作業は不慣れだと予期せぬ事故が起こる。魚の取り込み時には魚やフックに直接触らないようにして、魚のヒレや口、ルアーフック等で怪我するリスクを減らしたい。
クーラーボックス
カヤックフィッシングではカヤックの後方にクーラーボックスを載せるスタイルが一般的。カヤックによって搭載可能な幅が異なるので、事前に調べてちょうどいいサイズの物を選ぼう。また、夏場は炎天下に晒されることもあるので、クーラーボックスの保冷力は高いほどいい。